若き伯爵・西条薫に身請けされた芸妓の美鶴子。初恋の人と似た彼にときめくも、ある任務を遂行するため妻になれと命じられる。仮初めの夫婦として過ごすうち、彼の優しさに惹かれてゆくが――。好きな男と逢い引きしていると誤解を受け、怒った薫に押し倒され!?「あなたを手放したくない」指で、舌で、熱い楔で快感を刻み込まれる。甘い交わりの中で彼の一途な想いを知り……。
親友の身代わりとして、次々に花嫁を買っては屠ると噂のある侯爵クロードの元へ赴いたリュシエンヌ。現れたのは初恋の騎士にそっくりな男で!?「身体が私を覚えるまで、快楽を叩き込んでやる」巧みな愛撫で初めてを奪われ、夜ごと執拗に抱かれて淫らに花開く身体。かと思えば昼間は大切にもてなされ、まるで愛されているみたい……?戸惑いながらも彼に惹かれてしまい――!