十八歳の一瀬華は、術者の分家に生まれたが、優秀な双子の姉と比べられ、虐げられてきた。ある日突然、強大な力に目覚めるも、華は静かな暮らしを望み、力を隠していた。だが本家の若き新当主・一ノ宮朔に見初められ、強引に結婚を迫られてしまう。
嫁いだ先は、イケメンとドラゴンの棲む荒城でした──。身に覚えのない罪により、第二王子から婚約を破棄されたアンジェリク。そのうえ、王の命令で辺境の貧乏伯爵セルジュに嫁ぐことに。ひとまず向かった辺境で待ち受けていたのは、想像を超える極貧領地とイケメン伯爵と…!?第3回アース・スターノベル大賞受賞の期待作をコミカライズ!
かつて、精霊の加護と聖女の活躍により繁栄したエルバート王国。――幾ばくかの時が経ち、精霊を祀る神殿に聖女の姿はなかった。聖女に代わり、務めを任されているのは「お飾り聖女」のシルフィア。彼女は神殿に閉じ込められ、本当の聖女に虐げられながらも、直向きに聖女の代理を務めているのだった……。そんなある日彼女の前に突然、精霊たちが現れ――!?