大学に進学した光浩が出会ったのは、ミステリアスな先輩・宙だった。宙はその独特な雰囲気から、大学内で吸血鬼だと噂されている。友好的だけど、誰にも踏み込ませない。その笑顔はどこか寂しげで…宙と接するうちにどんどん惹かれていく光浩。気持ちが高まった光浩から漂う香りに宙は衝動が抑えられなくなり─…?【協力書店様共通の特典ペーパー(1P)を巻末に収録配信!!】
不仲な弟とのトラブルにより不機嫌だったリオは、気晴らしに男を試そうとゲイバーへ足を運ぶ。するとそこで、見目麗しい男・常盤に声を掛けられ、そのままホテルへ向かうことに、こいつなら抱ける…そう思ったのも束の間、常盤に組み敷かれ散々喘がされてしまったリオ。翌日、疲労困憊の状態でインターン先へ向かうと、目の前に常盤が教育係として現れる!! 強引に距離を詰めてくる常盤に翻弄され、どんどん惹かれていくも、リオには恋を躊躇ってしまうあるトラウマがあって…? 【リオも登場! コミックス「愛されたのが運の尽き」第1話を電子版限定で特別収録!】
建築家として働く内気なゲイの道下は、マンションのミステリアスな隣人・加瀬に密かに恋心を抱いていた。加瀬はいつもマスクで顔を隠していてめったに会話をすることがなく、道下も眺めるだけで恋を成就させるつもりはなかった。しかし、建築家として独立が決まり待望の事務所を構えることになった道下。引っ越しを余儀なくされ、加瀬に会えなくなる寂しさと夢が叶う嬉しさとの間で揺れ動いていた。そんな折、大事故に巻き込まれかけた道下は間一髪で加瀬に救われるが、道下を庇った加瀬は大けがをして意識不明になり――…?※この作品は『&.Emo vol.48』に収録されています。重複購入にご注意ください。
タチの悪さで有名な男・マオとバーで遭遇した維人は、なぜか気に入られ一緒に飲むことに…。ところが、酒に弱い維人は簡単に酔ってしまい、そのままマオにお持ち帰りされてしまう。目覚めると明らかに情事の後で、さらには首輪までつけられていて…!? その場はなんとか逃げ出すも、妙に懐かれ付きまとわれるようになってしまい…!?
とある小国の王子・ユタは後継者争いから逃れるために他国へ亡命を図っていた。その道中で盗賊に襲われ意識を手放したユタが目覚めると、盗賊の青年・ラズに拘束され跨がられていて……ユタとの交わりでラズの青白かった顔はみるみると赤みがさし、肌には鱗のようなものが浮かび上がっていく。お前は一体何者なんだ、ユタの問いにラズは告げる。「俺はね 龍神様だよ」と──
オオカミ男の末裔として正体を隠し生活しているアキラは、街中で出会った本能を刺激する匂いを持つ傷だらけの青年・マリを忘れられずにいた。そんな、ある満月の晩、半人前のため子犬のような姿にしか変身できないことを父親に咎められたアキラは、家を飛び出してしまう。そのまま子犬姿で夜の街を一人さまよっていると、偶然マリに再会。人の姿で会った時とは違い、笑顔を見せるマリに強く惹かれていき…?