変さのちりばめ方とか。変さが平常だから、その日常さでもさらに変なことの強調
ゆるーい感じの漫画でした。 折金くんが一途なのがすごく伝わってきました。 ほんとはめちゃ良いヤツだし、モテるのに、好きな人は同性って最近ではよくあるのかな。 いきなりキスされた同級生も勘違いだけど、友達になれたのは折金くんの魅力だと思いました。
一体なんだこれは…!?才能の塊か…!?「沙村広明特別賞」も納得の読切でした。 読切でありながら短編集形式というか、読切が5つのお話で構成されていたのがすごかった。もうそこからしてすごい。 1本目のお話は読者にとっては『へんだな恋かな』というタイトルだけが手がかりで、状況を探り探り読んでいってだんだん状況が掴めてくる……という、言葉による説明でない映像的な見せ方がされていてお洒落だなと思いました。 10代の感情の動きに焦点を当てながらクスッと笑えるユーモアもあり、それらが線の細いタッチで柔らかく描かれている。 なんというか往年の名作少女マンガの風格を感じました。 これが四季賞(しんじんしょう)応募作品とか信じられない。 保川ガチ勢・折金が「2組の三好」の唇を奪いにいったところが最高でした。恋に一途なクレイジーサイコは可愛い。報われてくれ…! 超大型新人・はちヨシミ先生のますますのご活躍を楽しみにしています!!講談社は早くこれを短編集などに収録して出版してください。お願いします…!
面白かった〜!なんとなく高橋留美子先生のギャグ感に近いものを感じました。「ちゅどーん」が似合いそうな作家さんですね。ちなみに保川君が男らんまで折金君がリョーガっぽいなって思いました。 攻めてるところは攻めてるのに、ほんわかしたその人ならではの印象が残るのは、作家性がちゃんとあるからなんだろうな。このまま8pのショート漫画で続きを連載して欲しい。
変さのちりばめ方とか。変さが平常だから、その日常さでもさらに変なことの強調