「君って猫みたい、みゃーって言ってみて」新人デザイナーの宮瀬は、憧れの世界的有名クリエイター加賀谷に強引に口説かれ恋人同士に! 豪華なパーティに連れて行かれたり夜景の見えるレストランでロマンチックな食事、家ではお膝抱っこされ、そして甘くとろけるようなエッチ。大人の男の魅力溢れる加賀谷に溺愛され、まさに猫可愛がりの毎日に、宮瀬は仕事もプライベートも充実していた。だけどそれにほんの少し居心地の悪さも感じて…。
「監禁されたんだよ、君」目が覚めると瀬尾は、知らない部屋でにっこりと笑う自分好みの美人にそう告げられる。猫っぽい雰囲気や目元の黒子が色っぽく、どこかで見たような――専務の安藤だ!と気づいた時には、瀬尾を鎖に繋いで出勤してしまった。突然の監禁に憤っていた瀬尾だけど、その日から健気に自分の世話をやく安藤をみて、気持ちが傾き始めて…? その後の甘い同棲生活も収録! (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
「逃げないなら、――お前を抱く」アルバイト先で元同級生の椎名と偶然再会した沢田は、昔とかわらず自分にだけ懐いてくる椎名に愛しさを感じていた。無口で人に媚びない、芯が強い椎名――その彼が自分の前では無防備になり笑顔を見せてくれる。心の中の愛しさは次第に欲情にかわり、キスしたくて触れたくて、堪らなくなる気持ちを抑えきれず、沢田は自分にだけ懐く椎名の気持ちを利用して、ある選択を迫って…?(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
幼馴染みで貧乏芸術家の香西を甘やかすため、食品会社の敏腕社長になった道本は、いつも暢気に笑う香西が可愛くてたまらない。道本にとって香西の世話を焼くことは生きがいで、常に自社商品を香西宅に補充し、理解不能な売れない作品を秘かに買っては大事に保管している。だが香西がコンクールで賞を受賞してから一変! 急に周囲が変わり笑わなくなっていく香西に気づいた道本は、一生笑顔で好きなものを作らせるためにある決断をして!?