交通事故で両親を失い、祖母と暮らす高校生の“パク・ジョンウ”。いじめられているクラスメイトを助けるか悩んでいた時、役割代行業者を名乗る男に「そいつと友達になってほしい」と声をかけられる。翌日クラスメイトをひょんなきっかけで男と助ける形となり、男はジョンウに一緒に働かないかと誘う。一度は断ろうとするが、一人で生計を立てている祖母のことを思い、役割代行として働くことに――。
「絵は無条件にうまく描かなければならない」乱雑に塗られた現代アートに不満を抱く主人公・彰。同じ美術の世界で生きる、かおりと絵に対する価値観の違いに衝突する二人。そんな中、画材屋で出会った盲目の女性・しおり。絵を描く事、絵に向き合うことの意味と、価値観。人と人の間でぶつかり、主人公・彰の葛藤を描いたロマンス作品。