【第三回八咫烏杯受賞作】20世紀、ソビエト連邦のどこか。吹雪のため道に迷った女性が、ひと晩泊めてくれないかと訪ねてきた。しかし彼女の正体は、人喰いマトリョーシカだった!(ハルタ94号)
舞台は1937年 朝鮮・京城。行方知れずになった民俗学者が残した、「黒衣の巫女」という禁忌の存在に関する記述。偶然それを目にした怪奇作家・巖谷鏡水(いわや・きょうすい)は 小説の題材にすべく、朝鮮・京城を訪れる。何かに導かれるように黒衣の巫女・崔月子(チェ・ウォルジャ)に出会い行動を共にする巖谷。だがそれは、凄絶な旅の始まりだった――。連載時から韓国で話題沸騰! 異例の日韓同時発売が決定。八咫烏杯出身の気鋭 戸川四餡の初コミックス!