【第369回スピリッツ賞 入選受賞作】美しい記憶と未来への羨望———現代を生きる一人の少女の世界、そのすべて。(ビッグコミックスピリッツ2022年23号)
現実に怯え、塞いだ眼に差し込む光。焦燥と執着のヤングアダルト訣別譚。(月刊!スピリッツ2023年7月号)
いつだって、君は変わらない。ふぞろいで青い、変わり続ける思春期の檻の中。その一角で君だけが、ずっと———(月刊!スピリッツ2023年1月号)
素直で真っ直ぐでちょっと鈍感な子が嘲笑の対象になるという、学校でさほど珍しい光景ではないものが描かれています。主人公も、彼女のことをダサいと思いながらも幼馴染関係を切るに至れない。そしていじめグループに溶け込もうと必死な自分に嫌気が差している。最後、ちゃんと本人にダサいと思ってること、でもそれ以上にかっこいいと思ってることを伝えられてよかった。彼女はきっと、主人公のこの言葉だけでこれからも自分を信じて頑張っていけるんじゃないかと、勝手に思いました。
※ネタバレを含むクチコミです。
素直で真っ直ぐでちょっと鈍感な子が嘲笑の対象になるという、学校でさほど珍しい光景ではないものが描かれています。主人公も、彼女のことをダサいと思いながらも幼馴染関係を切るに至れない。そしていじめグループに溶け込もうと必死な自分に嫌気が差している。最後、ちゃんと本人にダサいと思ってること、でもそれ以上にかっこいいと思ってることを伝えられてよかった。彼女はきっと、主人公のこの言葉だけでこれからも自分を信じて頑張っていけるんじゃないかと、勝手に思いました。