村の外れにある南の森では、優しい薬師とその弟子・ルカが薬屋を営んでいました。ルカは薬師に好意を寄せていましたが、薬師はその気持ちを汲もうとはしませんでした。そんな中、ルカは村へおつかいに行った際、プロポーズの花のことを耳にします。大好きな薬師さまにその花を贈り、自分の気持ちを伝えたルカは深い眠りにつきました。翌朝目覚めると「薬師さまが好き」という気持ちごと記憶がなくなっていて――。