彼女と別れたバーテンダーの甚太郎は、一生一人で生きていくつもりで一軒家を買う。だが家には若い男と幼女が勝手に住み着いていた。パートナーに追い出されて金も行くあてもない保育士の進と、里子のひな。「このままじゃひなと引き離されてしまう」と訴える進の涙とひなの無邪気な瞳に絆され3ヶ月だけ家に置いてやることにするが、ひなは甚太郎を〈新しいぱぱ〉……つまり進の恋人だと思い込んでしまった! 「いってらっしゃいのちゅーはしないの?」突然10歳も年下の男といちゃつくことになって甚太郎はドキドキしてるのに、元凶の進はやけに楽しそうで……。描き下ろし、電子限定特典ページを収録したコミックス版。
バーテンダーの甚太郎は、女にふられたのを機に独身を謳歌するつもりで一軒家を買う。だが引っ越してみるとその家には、見知らぬ若い男と幼女が勝手に住みついていた。「元彼に追い出されて行くところがない」と言う妙に図々しい男・進はともかく、小さな娘のひなに同情した甚太郎は、進に次の恋人ができるまで家に置いてやることにするのだが……。(初出『fRag vol.21』重複購入にご注意ください)
アイドルグループ「PRIMULA」の純は、事務所社長の息子で表向きは作曲担当。けれどその肩書は、モデル上がりで王子様のような一心、劇団出身の悠馬という他のメンバーに比べて才能のない息子のために父が用意したニセモノだ。だがデビュー直後、純は自分の代わりに曲を作っているのが、父に脅された一心だと知ってしまう。「お前のことが、憎たらしくてたまらなかったよ」冷たく豹変した一心に怒りをぶつけるように抱かれ、その日から純の全ては一心の支配下に置かれた。一心に憎まれていたことが悲しくて言いなりになるだけの純は、トレーニング内容・衣装・食事さえも管理する、一心の異常な執着に気づかずにいた……。天才型アイドル×崖っぷちアイドルの、泥沼の恋!