Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~

サクッと作ったものすら宝物並みの性能

Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~ 小川錦 LA軍
ゆゆゆ
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原作者さんは「ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~」の方と同じです。 こちらも奇想天外な展開と、読みやすいコミカライズでおもしろいです。 呪具師は、不人気な職業といっても、突き詰めたら無双できる職業だったという、まあ、よくある展開です。 無自覚な無双に加え、デザインセンス以外他者評価に対する意識が海峡の底よりも低いというアンバランスさがあります。 そして、主人公は職を突き詰めた結果、解呪しないと外れない以外、おおきなデメリットが薄い道具(デザインセンスは独特)ばかり開発しています。 変わった設定と思って読んでいたら、どうやらそれ以外でもなさそうな感じが、かつて所属していたSランクパーティから漂っています。 どうなるのかなというストーリーのおもしろさと、愛嬌のある主人公やヒロインたちが魅力的です。 よくある設定から、続きを読みたくなる作品を生み出せるのはすごいですね。

ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~

強すぎる力はギャグになる

ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~ 中島零 赤衣丸歩郎 LA軍 潮一葉
ゆゆゆ
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ダメスキルと言われていたものの、実は強いスキルだったんですよね、というかんじの、小説家になろう作品が原作、タイトル通りなお話です。 主人公のスキル「自動機能」はいわゆるチートスキルです。 自動機能をオンにすると、人としてありえない曲芸を可能にします。 代償は、達成するまで記憶が無くなることです。 戦ったら怪我はするようですが、無理な動きをして筋肉痛が起こるような代償は、コミカライズを読む限りはないみたいです。 自動機能の内容は、最速で家に帰る、最速で行ったことがある場所へ向かう、最速で知っているものを採取する、最速で敵と戦う。 どれもさえない響きがあるけれど、最速で成し遂げるためにルートが尋常ではなかったり、戦い方が異常だったり、実行したら様子がおかしくなるものばかり。 様子がおかしいものの、本人は成し遂げている最中の記憶がないので、そんなことをしているとは思いません。 傍から見ている人は、人としてありえない動きをする主人公に驚愕します。 そこがこの漫画のおもしろいところです。 あの手この手で自動機能のバランスブレイカーっぷりが描かれていて、見ていて小気味いいです。 強すぎる力はギャグになってしまうという話を、ふと思い出しました。