異色の漫画家・川崎ゆきおによる代表的キャラクター、怪人「猟奇王」の活躍を描く。「猟奇王」は、常に謎とロマンにあふれた劇場型事件の再現を夢みていた。多くのものに縛られた現実社会で、何ものにも縛られない猟奇王が見せる見果てぬ夢が詰まった一冊。
異色の漫画家・川崎ゆきおによるに伝奇ロマン譚がついに電子化!! かつて「神」が創り出した世界。それは今、強大な力をもつ「大王」を擁する「ライカ帝国」が、近代的な軍事力を背景に支配していた。しかし、世界の始祖たる「神」を信仰する謎多き「神国」がライカ帝国大王を襲撃したことを機に、情勢が大きく動き出す。突如としてトップを失い、混乱するライカ帝国。そしてこれを機にライカ帝国に反旗を翻す属国「ニホン」。さらに、裏で暗躍する「神国」──。一方その頃、ライカ帝国大王は、襲撃を機に姿を消し、「神国」探求の旅へ出ようとしていた。巨大帝国の趨勢と「神」の謎に迫る、川崎ゆきお氏による全く新しいSFファンタジー。
変わらない毎日を漫然と送る主人公は、ひょんなことからこども心に夢見ていた、もうひとつの「現実」への旅をすることとなる。それは単なる現実逃避なのか、はたまたその世界こそが本当の「現実」で、社会人として生きる自分こそが「夢」世界なのか。異色の漫画家・川崎ゆきおが「現実」とは何かを問いかける問題作がついに電子化!!
「夢とロマン」──誰しもが追い求め、高い壁の前にあきらめていくもの。それを常に追い求める男がいた。現実を見れば負け組である自分を理解しつつ、それでもなお夢とロマンを追い続ける猟奇王の姿を描く、異色の漫画家・川崎ゆきおのファンタジー活劇ロマン譚。
ロマンを追い求めつつも冴えない日常を送る「猟奇王」を、夢と現実との二面から描き出した短編集。猟奇的に生きてみたい、しかし現実問題そうもいってられないという板ばさみに四苦八苦する作者の信念が詰まった一冊。『ガロ』で発表された作品を所収し、表紙デザインは湯村輝彦が担当。
異色の漫画家・川崎ゆきおの代表作である「猟奇王」。夢とロマンをこよなく愛すこの男の行き着く先は果たして追い求め続けたものなのか、それとも対極にある普遍なのか。単行本初収録の「猟奇王ドブ板死闘編」含めた全5話が、ついに電子化!!
現実世界に嫌気がさしていたもも子は、ある日いきつけの喫茶店で人間に扮した猫娘を見つける。その猫娘を追いかけていくと、猫の町にたどりついていた。そこでもも子が感じた事とは一体なんだったのか。
作者自身が主人公として描かれる、初期短編集がついに電子化。これは実録なのか、はたまた夢だったのか。めくるめく川崎ゆきおの作品世界。
誰でもなりうる犯罪者、誰でもなりうるホームレス。激しく移ろう世の中で、一寸先は闇かも知れない。そんなことを考えさせてくれる川崎ゆきおの短編集ついに電子化!
少年の心を持ったまま大きくなった大人はどうなるのだろうか。社会人としての大人の平凡さや面白みのなさに怪人が一石を投じる。川崎ゆきお作品電子化!