予見の目を持ち国の為に生きる綸国后・伶藍は、綸国を侵略してきた隗国の皇帝・汪凱に宿る軍神を視てしまう。国を守るために汪凱に近づき軍神を調べる伶藍だが、次第に汪凱に惹かれ彼を軍神から解放したいと思い…。【電子特別版】本編の後日談を描いたあまあまショートストーリーを電子版だけに特別収録!
盗まれた上司の宝石を見つけるため、容疑者の須賀に嘘の告白をして身の回りの世話をすることになった名波。須賀と触れ合う中、傲慢に見えるが実は優しい彼に心引かれていくが、自分がスパイだと見破られてしまい!?
若頭の成瀬は、組長の命で男女郎を二週間あずかることに。しかし舎弟の吉崎は男女郎を軽蔑している節があり成瀬をいらつかせる。「お前も男に抱かれてみればいい」成瀬は吉崎に淫らな行為を仕掛けるが…。
サッタール首長国の外相のヘイダルは、視察先で一晩買った踊り子のサーニヤが時折記憶を失うことを知り、彼を身請けすることに。しかしその無垢な笑顔に、初日に手酷く抱いたことを後悔し…。【電子特別版】デビュー作『青龍の虜』の後日談を描いたスペシャル書き下ろしショートストーリー『白王獅子(ハクオウジシ)の誘惑』(ルビー文庫公式サイトにて期間限定公開)を収録。
鬼と契らないと悪鬼になる印をつけられ、神社を追い出された神職の千景。鬼討伐隊の隊長・相馬に助けられるが、彼の目的は「印」のせいで蕩けた千景の体だった。印を直す薬と引き換えに体を差し出せと言われた千景だが…。