多額の借金を残して母が亡くなり、途方に暮れていたキャスリーンの前に母の友人という女性が現れた。彼女の息子マットが事故で大けがをし、理学療法士のキャスリーンに住み込みでリハビリを頼みたいという。住む所のないキャスリーンは仕事に飛びつく…が、マットは彼女を見るなり「この安っぽい女をつまみ出せ」と睨みつけてきた。なんて失礼な人…王子様みたいな美しさは見た目だけね! 憤るキャスリーンだが、さらに自分がマットの花嫁候補にされていると知り!?
仕事ばかりで女性だということも忘れてしまいそうな毎日。アシュリーは幼なじみのサイモンにF1の試験走行に誘われる。そこで運命的に出逢ったのはヴィトー・ダルコス、世界チャンピオンになろうというトップレーサーだ。手の届かないヒーローなのに気さくで優しく、突然燃えあがった恋はふたりを結びつける。しかし、ヴィトーは彼女をサイモンの恋人と誤解。しかも、レースの事故でサイモンは命を落としてしまう。ヴィトーは「君が彼を殺したんだ」と言い放って…!
人生最良の日となるはずの結婚式は、無残に終わった。ローレンは挙式直前に、花婿に別れを告げられたのだ。立ち直った今、結婚相談所を営んでいるのは、幸せなカップルを送り出すことで苦い思い出も浄化される気がするから。でも今日のクライアントはどうかしら? 彼、マット・ホイッテカーは「ボストンで最も夫にしたい」と言われるセレブリティ。元婚約者の友人で、あの日のローレンが泣き崩れる姿を彼も見ていた。彼に適した女性を何人紹介しても不満げで…!?