最強騎士から注がれる深い愛情――。忌み子として一人孤独に生きるノアの前に、ダイアウルフの騎士、エラルドが現れた。エラルドはビオラ国執政の子であり、ノアが憧れる騎士であった。 しかしエラルドは、なぜかノアを殺そうとする。訳のわからぬまま逃げるノアであったが、深手を負っていたエラルドが気を失ってしまったため、仕方なくエラルドを介抱する。警戒するノアの態度を気にもせずに、 回復したエラルドはノアの家に住み着いてしまった。 ふてぶてしい態度のエラルドに呆れるノアだが、久しぶりに感じた人の温もりを手放すことができず、やがてエラルドに心を許していく。 しかし、穏やかな生活は長く続かず、大国の思惑が二人を飲み込んでいく……。溺愛最強騎士×健気な忌み子
アルファだけれども性格に難あり、やや変態の高スペック男子桔平は、年上の幼なじみである颯太が大好き。絶対に番になる!と颯太をストーカーしている毎日だ。そんな桔平に呆れながらも完全には突き放せない颯太。そんな二人には誰にも言えない秘密があって……。※当作品はオメガバースです。変態高スペック男子アルファ × 年上平凡オメガ
――深い絶望の中、再び会えることを信じ夜明けを待っていた。柚稀は幼い頃から、ある夢を見ている。別の世界で一人の男と深く愛し合う夢だ。不思議なことに、夢の中の男は親代わりの黒鉄と瓜二つであり、柚稀は現実でも夢の中でも恋をしてしまう。だが、家族として柚稀を溺愛する黒鉄にそれを言えないでいた。そんなある日、柚稀は「狭間の世界」に連れ去られてしまう。そして己の運命を知ることになるが……。「執着×健気」
上司と部下の関係である葛城と宇佐美は恋人同士でもあり、お互いを深く愛し慈しんでいた。だが、宇佐美が過去に暴行されていたことを知った葛城は、怒りと悲しみから宇佐美に異常な執着をしていく。一方宇佐美は、葛城と仲が良い女性社員に嫉妬をしてしまい……。すれ違っていく二人の行き着く先とは。執着攻め、ヤンデレ攻め。「色のない、そして光」の続編ですが、こちら単体で楽しんでいただけます。
11年前に別れた葛城が、上司として宇佐美の働く会社にやってきた。葛城は辛い幼少期を送っていた宇佐美を包み込み、全てを教えてくれた男だ。そんな葛城とずっと一緒にいたいと願っていた宇佐美だったが、ある事件で葛城から逃げてしまった過去がある。宇佐美は葛城が会社にやってきたのは偶然だと言いきかせ、罪の意識ゆえに葛城から逃げようとするが……。11年の時を経て再会した大人のこじらせラブ。