「そんな可愛い顔、他の誰にも見せちゃだめだよ」婚約者に裏切られ、ありもしない罪で人狼族の国に追放されたアディール。追放先では発情した皇太子・ハロルドに突然襲われ、前途多難と思いきや、待っていたのは犬(彼)のしつけと甘い溺愛だった!? 「あいつにされるよりずっと気持ち良いだろ?」元婚約者への嫉妬心で迫るハロルドの口淫に、『人狼族特有の催淫効果のせい』と言い訳をしつつ、初めての疼きに深く溺れていくアディール。普段は無邪気なフリで隠しているハロルドだが、胸の奥には深い傷を抱えているようで……?
「たとえ食い殺すことになっても、君が欲しくてたまらないんだ」姉のわがままで、獣そのものと噂の人狼族の元に嫁がされることになった小国の末姫アリア。けれど、迎えにきたのはすらっとして容姿端麗な皇子、ジークフリートだった。「君の瞳は女神様の色だ」亡き母が異国人で『余り物』のアリアにも、とびきり優しく甘い言葉をくれる彼。しかしある夜、突然『黒い獣』としての本能をむき出しにしたジークフリートに、アリアはあられもなく襲われてしまう。「ごめん」と繰り返しながら本能と闘う彼を受け止めてあげたくて、熱くてたまらない身体を快楽に任せていき…。心優しくもちょっぴり臆病な人狼皇子×小さくてもへこたれないお姫様のほろ苦ほっこり婚約ライフ!※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
商家の娘ヘレナは、氷の美貌と謳われる若き領主、アルバート・ウィンコット男爵に嫁ぐことになる。「君の役目は世継ぎを産むことだけだ。それ以上は何も求めない」不機嫌な様子で告げられ、政略結婚だから仕方ないと思うヘレナ。初夜以降、夫婦の時間はなく、嫌われたのだと憂えていたが、しだいに<夫の奇行>が目につき始め――!? 天邪鬼な美貌の旦那様と愛され奥様のすれ違いラブ!