製菓メーカー勤務の北村は、コーヒー会社との業務提携をきっかけに幼馴染の高塔と再会する。学生時代同じ家で育ち、想いを確かめ合った仲だったが、ある出来事から疎遠になっていた二人。物腰柔らかな美形で仕事のできる彼は昔と変わらず、素直になれない自分を仕事やプライベートで甘やかし溺愛してくれる。高塔の一途な想いに気後れしながらも、10年越しの初恋と向き合うことになり――。 北沢きょう先生の美麗なイラスト入り♪
片想いしていた先輩♂が自分の姉と交際開始、傷心のソロキャンプに出掛けたナオは雷にうたれて絶命。エール王国で死んだはずの悪役令息アリステラに転生してしまう。竜公爵・イノセンシオだけがナオが転生者だと信じてくれるが、このままではナオは悪役令息として処刑されるしかない。選ばれた5人に転生者だと証明する期間は一カ月。禍々しい美少年だったアリステラがぽやぽやしたナオになり、甘いものを頬ばったり猫にまみれたり。後見人となったイノセンシオはそんな可愛すぎるナオへの溺愛が止まらなくて!?
【イラスト付き】プログラマーの末永は担当しているゲームが失敗、その上トラックに轢かれ絶命。担当していたゲームみたいな世界に救国の神子として転生するが、末永には何の力もなかった。「はずれ神子」と陰口を叩かれる中、そばに控えるイケメンすぎる人―― まるで自分のゲームの中のSSRキャラのような騎士団長、リーンハルトがすべてを捧げて守ってくれていた。常に末永第一で甘やかしてくれるリーンハルトにときめきながら末永は思う。一体どうやったらこの世界を救えるの!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
作曲家の時雨はある田舎町に引っ越してきた。そこで、幼なじみの亘と再会する。彼は氏子に慕われる立派な神主なのだが、時雨の唾液を「おいしい」と言っちゃう変態だった! 戸惑う時雨だけど、亘からの真剣なアプローチと彼の作るおいしい料理に心と胃袋を鷲掴みされ、亘の娘・唯のかわいさにもノックアウト! 三人で幸せに過ごしていたけれど、唯には秘密があって――?
ぼくは神谷さんによく殺されますね。
【イラスト付き】マリオが高校生の時、家庭教師だった弁護士志望の竜吾。二人は恋に落ち、生真面目な竜吾がマリオを幸せに出来るまで清い交際でいようと約束してから8年。竜吾の口から出たのは「別れよう」の言葉だった。一体どうして――!? マリオはよりを戻そうと竜吾のもとへ向かうと、奇妙な男と竜吾がキスをしている場面に遭遇。さらにショックを受けるマリオだったが、実は男は悪魔で、マリオは1回死んだという。マリオを生き返らせる条件は「竜吾が愛を口にするたびマリオが苦痛を感じる」こと。愛しいマリオが苦しむのに耐えられない竜吾は別れを選ぼうとしたが、マリオは竜吾との恋を実らせたい。好き同士なのに愛を伝えられずHも出来ない二人はどうすればいい!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
【イラスト付き】税理士の松岡が世界で一番可愛がっていた妹が結婚。そんな時、海外帰りの医者となった高校の同級生・久遠寺と突然の再会。高校時代フッた相手なのに性懲りもなくまたやってきて……と厄介に思う松岡だったけど、久遠寺は「前世で王子だった。そこでぼくと松岡は恋仲だったんだ」――久遠寺が王子・アスラン、松岡が魔法使い・ヨナーシュだ、などと驚きの話をする。松岡は動揺しつつも、残念なイケメン(=久遠寺)が心配になってデートをしたり同居を始めたり。やがて久遠寺に恋ごころを自覚していく松岡だけど、そもそも前世って一体――!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
【イラスト付き】 結婚相談所に勤める沢渡は成婚率100%の凄腕相談員。その彼がミスター問題児と呼ばれる顧客・加賀谷を受け持ってはや1年。彼は50人とお見合いしてもまだ成婚に至らないのだった。多数の不動産を所有し会社経営もしているイケメンすぎる婚活男性・加賀谷がなぜ交際相手に断られ続けるのか。成婚率100%の名に懸けて! と沢渡は問題解決に意気込むが、ならばお試しデートをして自分の悪いところを指摘してと加賀谷にデートに誘われ、その後はお試し新婚生活でアドバイスをと、あれよあれよという間に甘い新婚生活(仮)が始まってしまう。真面目な沢渡はなぜこうなった…と悩みつつときめきがとまらなくて――!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
彼はいつも、自分を見ていた――。魅力あふれる取引先の男・貴船笙一郎に、突然エレベーターでうなじに口づけられた佐々木伊織。その熱を忘れようとしても、貴船の手が、指が、唇が、伊織の身体に悦楽を刻み込んでいく。深い快楽を身体が知っても、逢瀬の合間に愛をささやく彼の心だけが見えない……。貴船の手慣れた愛撫ゆえに彼の言葉を信じられない伊織が取った行動は?相手のすべてが欲しいと、狂おしく焦がれる恋。
幼い頃から憧れていた工房作家・桑原大介の才能を世に出す――早川誠二は自分の会社の仕事を請けようとしない桑原を説得するため、彼の工房に泊まりこむが……。「おまえの中に、俺を入れてくれよ」はじめて知る桑原の欲望は、誠二の身体に消えない快楽を刻みつけていく。だが濃密な夜を重ねるたび、桑原の表情には暗い影が差すようになり――新進気鋭の工房作家VSディスプレイ会社の若社長、男のプライドと熱情が交差する一生一度の恋。