ルネッサンス吉田先生の代表作といえばこれなのかなと思って読んでみました。古い花街の風俗店で店長をしている百花の話が中心になっていますが、百花の祖母の若い頃の話だったり、百花の店で働いてる優美の話もあります。優美の話にはタイトルに「私信」と付け加えられていたり、優美がこの漫画を描いたというラストになっていたので、作者自身の体験がモチーフになっているのかなと思いましたが、どれくらいの割合で事実なのか創作なのかは分かりません…。でも私は優美の話が一番好きでした。
妻に逃げられ、会社からリストラされたオジサンが、高校の用務員として再就職し、2人の女子高生にアプローチされる。クラス内のマウンティングに勝利する為に反則気味な恋愛を仕掛ける女子と、あなたの抑圧されてない本性が見たいという変態(?)女子に。欲望に揺らぎながらも未成年に手を出したら即逮捕!なご時世なので、なんとか一線を越えないように四苦八苦するオジサン。ルネッサンス吉田先生の言語センスが最高だと思ってたら、1巻ラストでまさかのアイツが?!な展開になり、続きが楽しみで仕方ないです。
女子高生と予備校講師の恋愛。 主人公が誰にも言わなかった親の離婚を先生に打ち明けたことから関係が始まる。だけど先生は高校教師だった時に付き合ってた教え子が自殺しちゃったことに未だに立ち直れないでいる。ふたりの恋のまねごとは悩みに悩んで浮き沈みが激しい。この混沌とした感情が描かれた物語にモノローグがすごく刺さる。 ママは夜勤/あの子は命日/真夜中/私はひとりぼっち/先生もひとりぼっち 絵と言葉がそれぞれに作用し合うことで得られる高揚感がモーレツに得られます。ご一読あれ!
ルネッサンス吉田先生の代表作といえばこれなのかなと思って読んでみました。古い花街の風俗店で店長をしている百花の話が中心になっていますが、百花の祖母の若い頃の話だったり、百花の店で働いてる優美の話もあります。優美の話にはタイトルに「私信」と付け加えられていたり、優美がこの漫画を描いたというラストになっていたので、作者自身の体験がモチーフになっているのかなと思いましたが、どれくらいの割合で事実なのか創作なのかは分かりません…。でも私は優美の話が一番好きでした。