変化することが苦手な女性が、入社から3年間頑張ってきた経理から広報に異動だなんて考えただけで胃が痛い。しかも異動初日から厳しいことで有名な女性の課長にビシッと指導を受けてしまう。お守りでもなんでも頼りたくなる気持ちはわかるな…。でもお守りや神頼みって弱っている気持ちを支えてくれるだけじゃなく、前向きになった気持ちの背中を押してくれるものでもあるんだな。短いけどめちゃくちゃいい話だった。
宝石を売る営業さん達のお話でした。 綺麗な宝石を見ると、心踊る感じはとても分かる。 それにしても即決は難しいであろう宝石を、相手を虜にさせて売ってしまう孤野さんはすごいなと思う。 相手が欲するものを察する力が長けているし、きちんと寄り添っている。 そして、自然にしているからまたすごい。 自分の人生の中で、付けると励みになるもの、色んな思いを持ってそれぞれに寄り添う、また頑張ろうと思える素敵な宝石たち。 自分もいつか付けてみたいし、似合う人間になりたいなと思った作品でした。
認識間違っていたら本当に失礼なのですが、多分、この作品は一般的にはそこまで知名度がないと思います。会社に100人いたらこの作品を知ってる人が1人いればいい方じゃないでしょうか? ただ、マンバを見ていると、こちらの作品をよく見かけるので、知る人ぞ知る的な名作なのかと思って手に取ってみました。 面白か! 面白いです。人間交差点とか黄昏流星群的な1話完結の人情ものに分類されると思うのですが、そういった作品はけっこう男性向けが多いなか、女性向けに特化しているところが特徴だと思います。 ただ、男性のわたしですらストーリーが面白く感じたので、女性であればもっとハマると思います!!もし来世女性に生まれ変わることがあったら、改めて読み直したいマンガNo.1です!
※ネタバレを含むクチコミです。
読みながら泣いている。というか自然と涙が出てくる作品です。自分は今のところ悩みもないし幸せ者だなと思っていたのですが、気づかない内に心が疲れていたようで、そういうところをさりげなく自然に労ってくれる優しさがこの作品にはあります。まさに主人公の宝石セールスマン・孤野さんはそういう人で、3巻での彼のセリフ「宝石は生活必需品じゃないし、腹のたしにもならないけど、人の心の中心にポッと灯をともすことができる物。そういう場面が時々あるんだ。」がこの作品の全てを物語っていると思いました。この度は電子書籍で復刊されましたが、ぜひ紙版でも出して欲しいです。ずっと手元に置いておきたいし、色んな人に無理やりにでも読ませたい。読むべき人がたくさんいる作品だと思います。
変化することが苦手な女性が、入社から3年間頑張ってきた経理から広報に異動だなんて考えただけで胃が痛い。しかも異動初日から厳しいことで有名な女性の課長にビシッと指導を受けてしまう。お守りでもなんでも頼りたくなる気持ちはわかるな…。でもお守りや神頼みって弱っている気持ちを支えてくれるだけじゃなく、前向きになった気持ちの背中を押してくれるものでもあるんだな。短いけどめちゃくちゃいい話だった。