短いなかに奥深いドラマがギュッと詰まっている話でした。あのとき流星群に願ったこと、叶うといいな。あとコロッケが食べたくなった。
ドラマも見させてただききましたが、漫画もやっぱりいい。主人公の出だしが重たくて暗いように感じましたが、登場人物のキャラクターが明るく魅力的です。 人生には山あり谷ありで楽しい事ばかりではないけれど、それでもイキイキとユーモアとちょっぴり涙を混ぜて綴ストーリーが進みます。 女性の本当の強さや優しさ、年をとることの素晴らしさ、岐路に立つ世代は読んで損のない作品だと思います。
有間しのぶ先生ってBLも描いてるんだ!知らなかったです。ちなみにこちらは初めてのBL誌連載作だそう。4コマ形式で描かれていてギャグとしてのオチも多々あるのでBL過ぎず初心者でも気軽に読めました! 内容的には「A→B→C→D」こんな感じで全員片想いしていて、それぞれの感情に胸がキュ〜ッと苦しくなります。有間しのぶ先生の絵柄ってサラッとしてるのに情感はたっぷりなのでそそられました。
※ネタバレを含むクチコミです。
私は原作ファンでドラマも楽しみにしてましたが、一緒に観ていた母の方がハマってしまったようです。やはり年齢が高ければ高いほど共感指数も高い…? ドラマ版では(アララではなく)新の職場の人たちのキャラも濃くて原作よりも賑やかになってます。 ドラマを機に漫画も読む人が増えれば嬉しい。
久しぶりに新作が読めて嬉しいです!ドラマが楽しみな気持ちが大きくなりました。欲を言えばこうして定期的にみんなの元気な顔を見れたら良いなと思います。 「お控えなすって!」からの「ふわっ」の流れ、良かった!絹のストッキング一度履いてみたい。
コミックビーム購読してるんですが、これは単行本でまとめて読まないとダメなやつだと判断し連載は追ってませんでした。そして1巻が出たので待ってましたとばかりに読みました。しかし…一度通して読んだだけではこの物語の全体が全く見えてこない。というより、何もわからない。けど、読み返したり、重要だと思われるページに戻ったりを繰り返すと、やっと何か少しずつ掴めてきます。むしろそれほどに読者に親切じゃないところが逆に魅力的です。読み解きたい欲が湧いてくる。 とはいえ、感想らしい感想はまだ言えない。けどもしかしたらイムリのような壮大な物語になる可能性を秘めていると感じたので、#1巻応援クチコミを書こうと思いました。とりあえず早くタイトル「伽と遊撃」の意味が知りたい! 物語のキーワードは、幻想や妄想などフィクションの粛清、獣人的なAIロボット、チップで管理される記憶、時間軸のコントロール…?今後は過去や未来を行ったり来たりするような展開が待ってるような気がする。 あとは、非常に個性的なキャラクターが多い。記憶チップを開発したリヒト、彼には生きていてほしい。また100年ほど昔、時間の研究をしていた学者が遺し、リヒトがある意味蘇らせた野分兄弟。彼らががこれからどんな活躍をするのかが一番楽しみです。
「その女、ジルバ」で手塚治虫文化賞を受賞した有間しのぶ先生のデビュー作。デビュー雑誌はヤングマガジンだったんですね。しかも、2巻で「作者は女子高校を卒業して大学生になりましたが」とありますので、もしかしてデビュー当時は現役女子高校生だったのでしょうか!?驚きです。1982年から8年間に及ぶ長期連載だったそうですが、青年誌で女子校日常マンガなんて、当時のヤンマガ読者さんに受け入れられていたのか気になります。絵について少し触れますけど、大変失礼ながら絵はほとんどノートに描いたような絵でした…。(漫画原稿用紙でもない?)トーンも使われてないようで、落書きにしか見えないコマもありました(←ホント失礼!)でも、絵がどうこうより、漫画に描かれている人達が面白いんです。淡々と学校や周りの出来事を描いてるように見えて、実に多種多様な生徒たちが漫画に登場します。よくある思春期の一コマであっても、一人ひとりの内面に踏み込んで描かれています。だからギャグ漫画なのにどこか嘘っぽくなくて、その人の本音を感じるのです。このような人間への観察力・洞察力こそが、有間しのぶ先生の凄いところなのだなあと思いました。
心に傷を受け、膝を抱えてうずくまっていた少年の記憶。何に涙していたのかもう思い出せないけれど、悲しみが胸にあったことは覚えている。泣いたり叫んだり、衝動を抑えないでいられた日々を、ふと思い出した作品でした。 少年が少年でいられない日々から、少年に戻ることを許された場所〈ホテル・ポパン〉に辿り着くところから物語は始まります。そこで出会ったのは、時計を止めてしまった幽霊のような美女。彼女もまた、辛い過去を抱えたまま、大人になることを拒んでいました。 倒産寸前からホテルは再生し、またホテルで働く人々も、それぞれの抱えた過去から解放されて行きます。 有間先生の作品はこのマンガが初めてだったのですが、出会えて良かったタイトルでした。
猫を飼うと決めた人は生活が猫に支配されることを覚悟しなくてはならないが、それこそが猫飼いにとっての幸せである。 猫飼いは相手の人が猫飼いだと知ると目だけで「ですよね、わかります」という会話ができるらしい。言葉はいらない。 この漫画は全ての猫が幸せであるようにと願う人に捧ぐ猫好きによる猫好きのための猫漫画です。 内容はほぼずっとこんな感じ。
短いなかに奥深いドラマがギュッと詰まっている話でした。あのとき流星群に願ったこと、叶うといいな。あとコロッケが食べたくなった。