「この人をひとりにしたくない」【スパダリ現代男子】×【ひとりぼっちの強がり鬼】孤独な心を優しく解きほぐす、異世界タイムスリップBL! 平穏な毎日を送っていた間宮知春(22)は、ある日、子供を助けようとして事故に遭ってしまう。目が覚めると―― そこは全く見覚えのない謎の村。どう見ても現代ではなさそうな様子…に加え、村にはなんと「鬼」が住んでいるらしい。夜、森の奥に向かった知春は偶然その鬼と出会うが、顔を火照らせ、足はふらつき、触れると身体を跳ねさせる――。様子のおかしいその鬼を、知春は放っておけなくて――!?
「だって兄さん、俺がシた方が気持ちよくなれるでしょ」大学院生の滉には秘密がある。それは“他人の体温が苦手”だということ。どんなに大切な相手でも、身体が拒絶してしまう――。そんな自分にコンプレックスを抱えている滉だったが、唯一触れられる相手がいた。一緒に暮らしている義理の弟・佑だ。友達には出来なくても、佑になら自分から触れられる。佑になら、肩を抱かれても嫌悪感がない。頭を撫でられても、抱きしめられても、………昂ぶった下半身に優しく触れられても。自慰まで手伝ってくれる優しい弟に、「こんなのはおかしい」と言い出せずにいた滉。しかし、そんな2人の歪な関係は、ある夜を境に一変して…!?