高校教師の長澤心は、ある雨の日に傘が無くて困っていたひとりの生徒を自分の傘に入れてあげた。その生徒、塩川栄多はモデルをしていて目立つ存在だ。彼の活動を陰ながら応援する長澤だったがある日、塩川に「俺のこと好きでしょ」と試すように唇を奪われてしまう。立場や年齢の違いに戸惑うふたりが、全てを分かち合い、満たされていく物語。