私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。手に取るつもりはなかったのに、その「ノート」を開いたとき私の平凡だった日常は大きく変わりはじめた…。
庶民的なパン屋の看板娘ミレーユのもとに現れた謎の青年。彼から告げられたのは、双子の兄の身代わりだった!?ミレーユの運命は激変する!
ミレーユとリヒャルトのなかなか進展しないむずがゆ~い恋の行方を、兄フレッドの観察日記風にお届け!「午後の訪問者」ほか、計6つの話で紡ぐ天然&妄想&胸キュン増量の短編集!