「家賃が払えなくなった」――そこから始まる、仄暗い日常の1ページ。家賃保証会社の回収担当者が見つめた、「家賃が払えない」人々の生活とは?取り立てに向かうと契約者がご遺体となっていた通称:死体部屋、家賃保証会社の仕事とはなにか、生活保護受給者の生活、デリヘル嬢の本音、生活保護費の支給方法、お金持ちなのに滞納をするセレブ、テレビでもよく見かける芸能人…など、担当者が見てきたリアルを描きます。一歩間違えるとあなたの身にも降りかかるかもしれない、教訓になること間違いなしのコミックエッセイ。
第8回コミックエッセイプチ大賞(2019年)を受賞した『メンズエステ嬢雑記』が、描きおろし100ページ以上を加えて書籍化!メンズエステとは、性風俗とは一線を画し、女性施術師が男性客に個室でオイルマッサージを施すサービス。そのグレーな業態の中で繰り広げられる、男性客との駆け引きやトラブル、同僚との生々しい会話を、実際にメンズエステ嬢として働く筆者が圧倒的リアルかつ繊細に描くコミックエッセイ。お金もない、資格もない、何もない。うまく生きていけない私はどうすればいいの?生活費を稼ぐためにたどり着いた仕事は、メンズエステ嬢。キャミソールとぴらぴらのパレオをまとい、個室で男性客にオイルマッサージを施し、ちょっとだけエッチな会話に付き合う。しかし、禁止されているはずのサービスをメンズエステ嬢たちに強要しようと迫ってくる男性客も多く…。久しぶりに連絡をとった家族や友人にも、後ろめたくて、ほんとうの仕事のことは話せない。そんな日々の中で、筆者が見つけた「私らしさ」とは?実際にメンズエステ嬢として働く筆者が描く、メンズエステ嬢のリアルがここにある。
いろいろな仕事があるのに、「それはやってません」とか「別料金です」となっているのに、「やってよ。いいじゃん。✕✕はやってくれるのに」とか「✕✕は無料でやってくれないけど、あなたならいいでしょう?」とか言ってくる人はどこでもいるんだなあと思いました。 聞くだけはタダってことなんですかね。 パワーとメリットぽいものを見せつけたら、言うこと聞かせられる可能性が広がるって、どうなんでしょうね。 いろいろなお仕事で聞く下請け辛い的な話が、メンズエステ嬢の世界でも繰り広げられているのは不思議です。 さて、主人公が高時給から選んだメンズエステ嬢の仕事も、それはそれで精神的に大変そうな出来事の数々が描かれていて。 焼き鳥の仕事を長時間してもワープア止まりだったんでしょうか。 それから、一番病んでいるのは消えていく嬢でなく、店長なだったんじゃないかなとも思ったり。 冒頭に書いた、どこも無茶言うやつはいるもんだなあという感想に続いて、普通の枠にはまれない場合、働かなきゃ生きていけない仕組みというのはとても辛いもんだなあ、と読んでいて思いました。
家賃ってなんで払わなきゃいけないんだろう。 息をしているだけでお金がかかる気がしてくる。 気がしてくるけど、普通は払う。 払う前提で借りているから。 そこで払わないという選択肢を選べば、保証会社に入っていた場合、この原案者さんのような人がやってきて、「出ていきますか、家賃払いますか」という話になるらしい。 賃貸物件ビジネスには、生活保護とお年寄りを狙ったものがあるそうだけど、その人たちの焦げ付きも多いのかなと選ばれた話で思った。 自分の知らない生活をする人たちの、仕事の一端を知るのは楽しい。 でもこれは、なかなか大変そうな仕事だなあ。
いろいろな仕事があるのに、「それはやってません」とか「別料金です」となっているのに、「やってよ。いいじゃん。✕✕はやってくれるのに」とか「✕✕は無料でやってくれないけど、あなたならいいでしょう?」とか言ってくる人はどこでもいるんだなあと思いました。 聞くだけはタダってことなんですかね。 パワーとメリットぽいものを見せつけたら、言うこと聞かせられる可能性が広がるって、どうなんでしょうね。 いろいろなお仕事で聞く下請け辛い的な話が、メンズエステ嬢の世界でも繰り広げられているのは不思議です。 さて、主人公が高時給から選んだメンズエステ嬢の仕事も、それはそれで精神的に大変そうな出来事の数々が描かれていて。 焼き鳥の仕事を長時間してもワープア止まりだったんでしょうか。 それから、一番病んでいるのは消えていく嬢でなく、店長なだったんじゃないかなとも思ったり。 冒頭に書いた、どこも無茶言うやつはいるもんだなあという感想に続いて、普通の枠にはまれない場合、働かなきゃ生きていけない仕組みというのはとても辛いもんだなあ、と読んでいて思いました。