圧倒的な筆力をたずさえた、新鋭・ユノイチカのデビューコミックス! 「ずっと貴方のそばにいます」「…残酷なガキだ」黒い海からくる化け物と闘うたび、命が蝕まれてゆく戦巫子のエルヴァ。それを知った少年アルトは憤り、エルヴァが救われる術を探しながら、そばにいることを誓う。そうして8年――。アルトは精悍な青年へと成長した。ともに過ごす日々で降りつもった恋心を、そっと胸にしまったまま…。一方、数年の命と思われたエルヴァは、何故かアルトと過ごすうちに回復の兆しをみせていて…? 健気に恋する忠犬ワンコと、無愛想な愛し下手が紡ぐファンタジー・救済ロマンス、第1巻。◆収録内容◆「夜明けの唄」1~4話/電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P)
Super gifted up-and-coming author Ichika Yuno’s debut manga! “I’ll be by your side forever.”“You’re a cruel brat.”Elva is a warrior priest whose life is eroded every time he fights against monsters coming from the dark sea.When he learns this,boy Alto is enraged and vows to stay by his side to look for a way to save him.After eight years,Alto has grown into a fearless young man. He still hides in his heart a feeling of love that has slowly grown stronger in the days they spent together...Meanwhile,Elva,who seemed to have only a few years left,is showing signs of recovery while spending time with Alto...? The long-awaited first volume of the fantasy romance between a loyal,caring young man and a cold warrior who doesn’t know how to love.※本書は、現在配信している「夜明けの唄 1【単行本版(電子限定描き下ろし付)】」の英語版になります。内容は同じですので、重複購入にご注意下さい。また、特典は収録されておりません
治癒の力をもつ青年×短命の戦巫子がおりなす、救済系ファンタジーロマンス、開幕! その島には、海からくる化け物と闘い、人々を守る巫子がいた。成長がとまり、呪いを受けた身体で孤独に闘う巫子の名はエルヴァ。そんなエルヴァの身の上を知った少年・アルトは、彼をその役目から解放してやりたいと願う。誰も近づかなかったエルヴァのもとに通い詰め、世話をするようになり、ずっと彼のそばにいると誓ったのだ。そうして、年下ワンコと美丈夫という正反対なふたりが、主従のような家族のような日々を過ごして8年。数年の命だったはずのエルヴァの身体は、何故か回復の兆しをみせていて――?
尊い。 腐ってない人もきっとそう思えるはず。 どこかシルクロードの田舎っぽさとアジアンな雰囲気の衣服などがミックスされた世界観に、穢れを払う役割を担った人身御供とも言えそうな習慣、「海がヤバい」ことで北欧バイキング的共通要素みたいなものも感じられる世界。 統一感というか、ギュギュッと詰まってみえるので、設定軸もしっかり作られてそうである。 最初は1冊で終わるものかと思って読み始めただけに、まさかの長編でよだれが。ありがたい。 人物描写の良さとか余白の使い方とか、細かい布地の生地感とか装飾とか、シンプルでもありつつしっかり存在感が出ていて良い。 構図も上手なんだと思う、集中して読みやすい展開。 そして何より物語が良い。好き。
舞台は黒い海に囲まれた島、覡(かんなぎ)として島に仕えるエルヴァは、夜になると海から現れる化け物から島を守るため、文字通り命を削りながら毎夜戦っていました。 ある日、エルヴァは村の少年・アルトと出会い彼に懐かれてしまうのですが、化け物との戦いで受ける"穢れ"がアルトと接することで癒やされていることに気が付きます。 この作品はそんな2人を中心に描かれるファンタジー作品です。 この作品は「from RED」というボーイズラブ系のweb雑誌に連載されている作品ではありますが、 作品の土台となる世界観やストーリーが本当に魅力的で、ファンタジーマンガとしてもオススメした作品です。 そしてそのファンタジーの土台の上で描かれる、島を守るために孤独に戦ってきたエルヴァと彼の運命を知りながらも思いを寄せていくアルトとの関係性は、その運命の苛烈さも相まって思わず心を惹かれてしまいます。 圧倒的筆致で描かれる物語は普段BLを読まない方にも読んでみてほしい、そんな作品です。 1巻まで読了
尊い。 腐ってない人もきっとそう思えるはず。 どこかシルクロードの田舎っぽさとアジアンな雰囲気の衣服などがミックスされた世界観に、穢れを払う役割を担った人身御供とも言えそうな習慣、「海がヤバい」ことで北欧バイキング的共通要素みたいなものも感じられる世界。 統一感というか、ギュギュッと詰まってみえるので、設定軸もしっかり作られてそうである。 最初は1冊で終わるものかと思って読み始めただけに、まさかの長編でよだれが。ありがたい。 人物描写の良さとか余白の使い方とか、細かい布地の生地感とか装飾とか、シンプルでもありつつしっかり存在感が出ていて良い。 構図も上手なんだと思う、集中して読みやすい展開。 そして何より物語が良い。好き。