個人的に独特の言葉選びが秀逸で、毎話腹抱えて笑わせてもらっている『ギャグマンガ日和』作者の漫画家になるまでの自伝的作品。 大学受験のときに、初めて1人でホテルに宿泊する際、心細くて参考書と一緒に『ギャグマンガ日和』を持っていたのはいい思い出です。 (落ちたけど) そんな自分にとって思い出深い作品の作者の話であれば読んでみたいと思い読んでみました。 ギャグはいつものとおり安定。 意外だったのが、日常生活も面白おかしくギャグ漫画のような感じかと思ったら、デビュー前は、ごく普通の実家ぐらしのフリーターでたまげた。 しかも、あまりパッとしない暗い感じ。 まず、ここですごい親近感がわきました。 ただ、バイトが嫌で、たまたま本屋で買った漫画家セットをつかって、初投稿した漫画があっさり赤塚賞の最終候補、そしてその後、立て続けに佳作→準入選という漫画家になることが決まっていたかのような流れに、作者の才能やセンスを感じずにはいられなかったです。 しかも、読んだことある人はわかると思いますが、絵も正直そこまで上手ではないので(失礼) ホントにセリフまわしやキャラづけ、総じてギャグのセンスだけで勝ち取っていたと思うと、その凄さが際立っている。 実際、『ギャグマンガ日和』も、基本ストーリーではなく毎回異なるキャラ・設定にも関わらず(一部、聖徳太子などは連載しているけど)、どの話も面白い。 シンドイ時とか、疲れた時、笑いたい時、いつも読み返して元気をもらっています。 思い出し笑いもよくする。 ギャグよりも、奇天烈な発想もっている作者に興味がある人向けかな?と思うので『ギャグマンガ日和』が好きな人はおすすめしたい作品です。 『ギャグマンガ日和』を知らない人は、まずそちらか読むことをおすすめします。
改めて言うようなことでもない気がしますが、ギャグマンガ日和面白すぎます。 江ノ島観光しながら主人公を考える話で死ぬほど笑いました。でも漫画喫茶で読んだのでこらえました。帰りの電車でも思い出し笑いしました。 何が面白いのか説明しようと思うと何が面白かったのかよくわからないところが好きです。いやわかるんだけど説明しちゃダメな気がするところが好きです。 江ノ島観光しながら主人公考える話も他の話も、ちゃんと構想を練って計算してプロの叡智が詰め込まれてるんだとは思うんだけど、そうじゃないといいなって思ってます。 あと数ヶ月したら内容忘れて新鮮な気持ちで読めそうな気がするところも好きです。何回読んでもめちゃくちゃ笑っちゃう気がする。 江ノ島観光で生まれた主人公を思うとあと5年は笑って生きられそうです。
※ネタバレを含むクチコミです。
根岸
http://natalie.mu/comic/news/173369 ビジュアルが公開されました!
個人的に独特の言葉選びが秀逸で、毎話腹抱えて笑わせてもらっている『ギャグマンガ日和』作者の漫画家になるまでの自伝的作品。 大学受験のときに、初めて1人でホテルに宿泊する際、心細くて参考書と一緒に『ギャグマンガ日和』を持っていたのはいい思い出です。 (落ちたけど) そんな自分にとって思い出深い作品の作者の話であれば読んでみたいと思い読んでみました。 ギャグはいつものとおり安定。 意外だったのが、日常生活も面白おかしくギャグ漫画のような感じかと思ったら、デビュー前は、ごく普通の実家ぐらしのフリーターでたまげた。 しかも、あまりパッとしない暗い感じ。 まず、ここですごい親近感がわきました。 ただ、バイトが嫌で、たまたま本屋で買った漫画家セットをつかって、初投稿した漫画があっさり赤塚賞の最終候補、そしてその後、立て続けに佳作→準入選という漫画家になることが決まっていたかのような流れに、作者の才能やセンスを感じずにはいられなかったです。 しかも、読んだことある人はわかると思いますが、絵も正直そこまで上手ではないので(失礼) ホントにセリフまわしやキャラづけ、総じてギャグのセンスだけで勝ち取っていたと思うと、その凄さが際立っている。 実際、『ギャグマンガ日和』も、基本ストーリーではなく毎回異なるキャラ・設定にも関わらず(一部、聖徳太子などは連載しているけど)、どの話も面白い。 シンドイ時とか、疲れた時、笑いたい時、いつも読み返して元気をもらっています。 思い出し笑いもよくする。 ギャグよりも、奇天烈な発想もっている作者に興味がある人向けかな?と思うので『ギャグマンガ日和』が好きな人はおすすめしたい作品です。 『ギャグマンガ日和』を知らない人は、まずそちらか読むことをおすすめします。