天涯孤独のカイルはギャング団のボス、マイクに愛人との仲を勘繰られリンチされそうになる。卓越した運動神経で窮地を脱するが、思わず撃ち返した1発の銃弾がマイクの心臓を撃ち抜いてしまう。マイクの父親はマフィアのボス。このままでは殺し屋になぶり殺しにされてしまう。拘置所で絶望するカイルをロンドン警視庁のクレイグが、なんとアサシンにスカウトする。生きるかどうかを自分で決めるため、カイルはアサシンとなる決意をする。11年後、Xというコードネームのついた凄腕アサシンとなったカイルは、クレイグの指示で密かに殺しのミッションを重ねていた。一方、ある国の王が生贄を求める「大佐」を倒すためアサシンを召喚しようと…!?
不動産会社に勤務する不動清は部下の新居に棲みつく霊を軽く祓った後同業者から売り込みを受けていた新宿のオフィスビルへと向かう。見上げた高層ビルのまわりに視えたものは……[忌み地]。地方にある豪邸の心霊調査を頼まれた不動。現地で不可解な現象がたて続けに起きる中、彼の身にも異変が起き、その原因を探る……[家系]。物件の調査で不動が見つけた謎の合わせ鏡。その後、現地で遭遇した怪奇現象で心霊物件であることを確信するが、その戸建は分譲住宅として売りに出されることが既に決まっていた……[合わせ鏡]。《視えてしまう男》不動清が、あなたの街の怪しい物件を鑑定する!!「実際にあった怖い話」掲載の実話怪談。
【この作品は同タイトルの1~6話を収録した単行本版です。】「あなたには神の使い、ミツカイの資格がある」。謎の巨乳美女・蘭咲からそういわれ、不思議な光に包まれたときから、警官・三嶋友紀は「シンキ」がみえ、扱えるようになった。シンキは神の領域の力。三嶋が追いつづけている連続殺人鬼・ハサミ男も汚れたシンキを使って罪を犯していた。ハサミ男はビル間を飛んで移動し、巨大なハサミで女性を切り刻み殺す。超常的な力を持つハサミ男に警察は苦戦していた。これ以上大切な人を失いたくない――。強い正義感を持つ三嶋は、シンキを使ってハサミ男を捕らえようとするが…? 人知を超えた領域で繰り広げられる壮絶サスペンスアクション!!