新しい知を求めた開拓者たち!18世紀のヨーロッパでは、著しい医学の発達のもと、解剖学が隆盛していた。ドイツ人医師クルムスの著した解剖書『ターヘル・アナトミア』を手にした杉田玄白たちは、日本にもその新たな知識を広めるべく、本の翻訳を決意する――。鎖国中の厳しい出版事情のなか、江戸時代の日本人に新しい知識の扉を開いた人体解剖書を、翻訳者たちの軌跡とあわせて漫画化。