裏社会で“不動の黒墨(くろすみ)”と呼ばれ、恐れられる極道・黒墨琢磨(くろすみたくま)。彼には「女性が怖い」という秘密があった。この弱点克服のために避け続けていた歯医者へ行くことになるが、そこには黒墨の口をトイレ扱いし、「うんこ」と連呼する歯科医・白雪灯(しらゆきともり)が居た。その物怖じしない姿に黒墨は次第に安心感を覚えるが、白雪にも実は大きな秘密があり――!?
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ルネサンス期の思想家・ニッコロ・マキャヴェッリに傾倒する人気小説家・宮王太郎。ある日、資産家の夫人から「肩こりに効く」贈り物を渡される。それは一匹の猫であった。いったんは拒絶するも、その肉球に揉まれた瞬間、宮王の凝り固まった肩に異変が…。ニンゲンコロガシ略してニコロと名付けた猫とこじらせ小説家のドタバタ新生活が始まる――。