時は江戸時代・後期。真夏の蒸し暑くせまい長屋で、熱い吐息交じりにまぐわう男がふたり――。客に男色を売った男娼の総称=陰間(かげま)。元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に卍(まんじ)に出逢い拾われた。陰間の仕事としてではなく、やさしく愛おしく、恋人として抱かれる瞬間はまるで夢のようで、そんな日々に百樹は幸せでいっぱいなのだった。たとえ過去に、どんなことがあったとしても。伊達男×陰間あがり。溺れるほど愛おしい江戸男子の艶ごと極上エロス。江戸漫画の革命児、紗久楽さわが描く、初のBL作品!
『百と卍』が現代パロディになっちゃった!?ときは現代。元子役→保育士をしている百樹とデータアナリストの卍は、今日もイチャイチャな同棲生活をおくっているのであった…!!メイン二人をはじめ、サブキャラの現代設定イラストや、現代パロディを描くいきさつを語り合った関係者座談会も収録。江戸時代を生きる二人とはまた一味違う、妄想満載な並行世界の姿をご堪能あれ!※この作品は2021年1月に発売した単行本4巻のとらのあな限定有償特典20Pを電子化したものです
紗久楽さわの描く、江戸時代版・青春グラフィティBL! 時は幕末。幼なじみの純之進と廂(ひさし)は、武士としての誇りを胸に、互いに切磋琢磨する日々を過ごしていた。快活で仲間からの信頼もあつい純之進と、凛として厳格な佇まいの廂。瑞々しい青春のひとときを共にするふたりだったが、そんな日々とは裏腹に、廂は純之進への「抱いてはいけない想い」をそっと燻らせていて―――。「私たちは、同じものを見ていない――」「俺たちは、同じものを見ている――」通じ合っているようでいて、微かにすれ違う親友ふたりの、純真と微熱を描く物語。
時は江戸時代・後期。真夏の蒸し暑くせまい長屋で、熱い吐息交じりにまぐわう男がふたり―。 客に男色を売った男娼の総称=陰間(かげま)。元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に卍(まんじ)に出逢い拾われた。陰間の仕事としてではなく、やさしく愛おしく、恋人として抱かれる瞬間はまるで夢のようで、そんな日々に百樹は幸せでいっぱいなのだった。たとえ過去に、どんなことがあったとしても。伊達男×陰間あがり。溺れるほど愛おしい江戸男子の艶ごと極上エロス。江戸漫画の革命児、紗久楽さわが描く、初のBL作品単話版第1巻!
昔々年若き侍の兄弟が2人父の仇の仇討ちに旅立った。しかし旅の最中に兄は病に倒れ弟は嘆き悲しみつつも旅を続けるが…!? 「あだうち」ほか紗久楽さわが描く江戸情緒あふれる人と猫の粋なオムニバス読み切り!
江戸は神田。町人たちのいざこざを奉行所に代わり調停する役目を持つ町名主の跡取り息子・麻之助。ある日、お気楽者と知られる彼の元にとんでもない難問が持ち込まれた。太物問屋の娘・おのぶに子ができたという。その相手はなんと麻之助だというから大変だ。身の潔白を証明するため、父の代わりにこの騒動の真相を探ることになったが…!? 「しゃばけ」の畠中恵原作のお江戸人情ミステリーを完全漫画化。このコミックスでしか読めない畠中恵かきおろしエピソード「味くらべ」も収録! (文春文庫刊『まんまこと』より)
主人公・市村伊左衛門(いちむら・いざえもん)は、役者であり、若き芝居小屋の主(=太夫元)である。若い故に、勢いはあるが、失敗も多い。果たして伊左衛門は一人前の役者・太夫元として大成できるのか。話題の作品「かぶき伊左」がついに電子書籍化!