高瀬由唯は離婚のショックで、恋愛休業中の元エリート証券マン。今は腕利きのシェフの従弟・隆一と同居して傷心を癒す日々。しかし、隆一が豹変した…!!!? 生まれて二十八年、ずっと一緒。熱い抱擁も同衾も当たり前だったけど、「由唯とセックスできるなら、俺死んでもいい」なんて言うな!! 寝惚けたところを襲われ、うっかり一度だけエッチを許した由唯は、「凄く可愛い。苛めたいほど可愛い」隆一の熱い想いと執拗なラブテクに陥落しそうになって? イトコ同士の恋は前途多難。
出張シェフの陽登は、パーティーでイケメン実業家の阿井川と出会う。初対面でいきなり嫌味を言われ、第一印象は最悪!なのに、その後すぐに出張予約が入り、阿井川が甥の聡と住む家へ行くことに。最初は傲慢な態度だった阿井川だが、陽登の手作りクッキーの美味しさに感動し「専属になってほしい」と突然迫ってくる。丁重にお断りしたものの、彼のストレートな愛情表現に心が揺れて――? 相葉キョウコ先生の美麗なイラスト入り♪
俺が教える快感をもっと覚えてくれ 手練れな王子は恋の初心者!? 一途な溺愛ロイヤル・ラブ 公爵令嬢のベルは18歳の誕生日までに婚約者を見つけなければ、両親の遺産を相続できない。期日まで残り三カ月になったある日、ベルは思い出の庭で王子・ステファンと再会した。「月光の妖精」と呼ばれ、甘美な指技で心と身体を優しく激しく開かれ、恋心は高まるばかり。しかし、相続問題とステファンの他の婚約者のことが頭から離れず……。
もしも結婚を誓った初恋の少女が、実は少年で、そして人間ではなかったら…!久しぶりに帰郷した楡崎優矢は、幼い頃に青い髪の美少女と出会い結婚の約束をした思い出の入江を訪れる。ところが彼を迎えたのは、同じ髪色をした美青年だった!しかもその正体は海から上がってきた人魚で、優矢を一途に思うあまり、いきなりエッチと結婚を迫ってきて…!?とびきりスイートな大人のロマンティックメルヘン。
最強に運の悪い俺の救世主は、超俺様・御曹司!? 清掃会社に勤める佐藤修司は、どこにでも存在する平凡な人間である。ただ、他人が違うところといえば、最強に運が悪いことだ。 しかしある日、ピンチを救ってくれた男、有名宝石店の御曹司・藍青から貰った見事な水晶を身につけ始めてから、いつの間にか悪い事が起らなくなっていることに気がついた。 石のご利益だと信じる修司に藍青は、「石に不思議な力なんてない。お前に運を与えているのは、その石か、それとも持ち主の俺か、はっきりさせてみないか…」と、妖しい駆け引きを持ちかけてきて…。
『星屋』のブレスレッドは願い事が叶うらしい――。そんな噂がある天然石アクセサリーショップの人気デザイナー『ナオ』の正体は、実は半引きこもりの地味な青年・星野直己。「こんな俺が作った物で願いが叶うわけがない」と噂をまったく信じていなかった。 そんな直己を好きになってしまった、実業家の会沢龍一郎は、その心を掴むため、直己自身が作った隕石のブレスレッドに願いをかけることにする。 「大昔にやってきた流れ星さん。よろしくお願いします!」 直己という、天然石でキラキラと輝く難攻不落の要塞を、龍一郎は落とすことができるのか!?
保育士、白崎浩一郎には、職場の園児たちよりも手のかかる息子がひとりいる。『クールビューティー、弱冠20歳にして有名モデル』世間での評判は、上々だが、家での息子は汚部屋に住み、ひとりでろくに着替えもできない。しかも、「可愛い父さんがいないと俺は生きていけない」とか「俺の愛は親子愛じゃない」とか意味不明な事をしょっちゅう言い出す始末…。息子の浹と浩一郎は血の繋がらない親子だった。妻が亡くなり、現在はふたりきりの家族。立派に育てようと張り切っている浩一郎の気も知らず、浹は密かに「恋人計画」に闘志を燃やしている。父の『威厳』か息子の『愛』か…。幸せいっぱいのスーパーラブコメディ!
中埜里久・30歳は、この記念すべき節目の歳に自分に正直に生きることを決めた。きっかけはデートクラブ、『アンダー・ザ・ローズ』「シャイなあなたに夢のひとときを。擬似恋愛を楽しんで頂けます。(同姓デートも承ります)」品のいいサイトの一番下に書かれた、里久にとって最も重要な「同姓」という言葉に、即デートの予定を入れたまではよかったが、派遣されてきたのは、里久の希望した「小さくて可愛い男の子」ではなく、瞳の鋭い長身の華麗な青年、時春だった。「俺は可愛がって欲しいんじゃない。『可愛がりたい』んだ!」すぐにチェンジを試みる里久だが、逆に時春に気に入られ…!!
秘密の庭で、淫らな指に乱されて――利権を狙う親族たちの謀略…隣国の貴公子からの求婚!? 公爵令嬢ベルナディートが亡き両親の遺産を相続するためには、成人するまでに婚約者を見つけなければならない。しかし、苦手な社交界での努力が実を結ばぬまま、期日は刻々と迫りつつあった。そんな折、ベルナディートは幼い頃に憧れていた王子ステファンと思い出の庭で偶然再会する。「俺の愛撫で少しずつ大人になっていけ」会うたびに甘い言葉と巧みな指技で身も心も蕩かされ、戸惑いながらも恋心を募らせてゆくベルナディート。厄介な相続問題を抱えた自分はステファンの花嫁候補にふさわしくないと知りつつも、想いは止められず――。