「恐怖の世界に寄り道していかれませんか?」幽霊が視える怪談師・満孝は大学時代の友人である頼将とふたりで怪談を配信している。ある日、ファンのメッセージをきっかけにラブホの色情霊を調査するのだが……!?『東京戦慄奇譚 vol.2』に収録されているものと同じ内容になります。
祖父の道場で弓道を教わっていた結は偶然道場に立ち寄ることになった同い年の創と出会う。確かな才能と実力を持ちながらも大会には興味がなかった結を創が誘い二人は弓道部で全国大会を目指すことに。しかし結には胸に秘めた思いがあって…?俺のこの気持ちも早く弦が切れてしまえばいいのに――ゼロ距離弓道男子の青春片想いBL!単行本描き下ろしはたっぷり18P甘々エッチな二人のその後&さらに電子限定描き下ろしマンガ1Pも収録。
出会った瞬間、彼の灰色の瞳に惹きつけられるように奪われたキスはまるでこれから世界が変わる合図のようだった。ある手紙を頼りに理央のもとを訪れてきたという青年・ルイは「一人で泣いてる気がして」と、涙をすくうように理央の頬に触れ、愛しそうに何度も何度もキスをする。はじめのうちはその行為に戸惑いぎこちない反応を見せる理央だったけれど、いつしかその振る舞いに救われていることや求められることに期待している自分に気付き――…。
“世界はいつだって唐突に変わる”ながらく家を空けている父の言葉を胸に、ひとり変わらぬ日常を送る理央。そんな彼のもとに現れたのは、一通の手紙を大事そうに胸ポケットにしまっている青年・北條ルイだった。父の知り合いだというルイは、まるで理央のすべてを知っているかのようにほのめかす言葉を並べ、妙にスキンシップが激しく距離が近い…。そして、少しずつ歯車が動き出すように理央の日常にルイの存在は溶け込んでいく―。