異世界転生モノなのに、特有のチートじゃないのがいいですね。ほんわかしていて、周りの人達もほっとけないんだろうな~。主人公の人柄に惹かれて従者が集まるのはワクワクします。不遇に足踏みしない逞しさが良いのと、主人公の人望の厚さに期待出来ると思うのでこの先がとても楽しみです。絵はもちろんですが、構成もまたお上手です。絶望感あふれるシーンもストレスなく、ここからどう転換していくのかを楽しみに読めました。
今の日本の居酒屋が時空を超えて時代も国も違うところに店を構えてるという有り得ない設定ですが、テーマになるお料理が毎回とても美味しそうです。とりあえずビール頼む気持ち分かる!それが当たり前に手に入る今の豊かさと手に入り辛いから有難みを感じる感動、そのどちらにも共感できます。そして異世界の人達の食べ始めの驚きと、食後の満足げな表情を見ると、とても温かい気持ちになれます。メニューがたくさんで、見ているだけで美味しい気分になります。世界中のお料理が出てくる居酒屋さんってなかなかないから新鮮です。
※ネタバレを含むクチコミです。
異世界居酒屋「のぶ」で働く少女・エーファちゃんが主人公のスピンオフ作品です。 こちらでは普段の居酒屋メニューではなく、しのぶちゃんが大将に隠れて作るまかないおやつがたくさん登場します。 こちらでは定番だけど古都では珍しいおやつに驚きながらも夢中で食べるエーファちゃんが可愛い…! 本編よりぷにっとした絵柄も相まってとっても癒されます。 エーファちゃんいっぱい食べて大きくなってね、という親目線で見守りたくなるグルメ漫画です。
異世界で見るいつもの料理は何故だかいつも以上に美味しそうに見えます。なんででしょう、認めてもらえて嬉しいみたいな感情なのかもしれません。 言葉も通じるしそこまで異文化感はないけど、冷たいビールが否定される世界っていうのがいい設定だなあと。 実際ヨーロッパでは常温で飲むって聞くけど絶対絶対冷たいほうが美味いよなあと思ってしまうので…エールでもなんでもビールは冷やしたいので…なのでトリアエズナマを嬉しそうに飲んでいる古都の人たちを見ると自分のことのように嬉しくなってしまいました。 再現レシピ作りたくなるような飯漫画的楽しみ方もしっかりできるところも楽しいですね。 スピンオフのエーファとまかないおやつもほのぼの可愛い…!
ふらっと入った居酒屋が名店だったという体験はとても良いものですが、この異世界居酒屋「のぶ」にもそういった雰囲気があると思います。たとえ異世界であっても、日本の居酒屋は最高ってことですね。料理はどれも美味しそうで読んでいて思わずお腹が空いてきました。
異世界系+グルメものってなんかありふれてる同士だな~って思って、で読んでみたら出てくるメニューもすごいありふれてて、大衆感すごくって、それを異人さん達がものすごい絶賛しながら食すわけ。自分がいつも食べてるものをそんなに褒められたら悪い気はしないっていうかずっと読んじゃう。 世界間の移動自由だし、装備そのままでニューゲーム的な融通の利き方、つまりうまく言えないけど自分が褒められてるかのように錯覚できるので良い漫画です。
「トリアエズナマ」、飲みたいーーーーーーー!! 異世界人が「トリアエズナマ」を見て「冷えたエール」って表現してたけど、日本の居酒屋で出るのは冷えたラガーだよねw中世ヨーロッパが舞台のモデルならラガービールは無かったはずなので「こんなんビールじゃねぇ!」って言われてもおかしくはない気はする。 今となってはありふれてしまった「未開の異世界に文明を持ち込んでちやほやされる」ラノベだが、「のぶ」はグルメ方面では草分け的ですから十分偉大かな、とも。普段何気なく食べている日本食の素朴な魅力を再発見するにはいいマンガだ。 アフリカや南米に100均商品を見せびらかしに行くみっともない番組みたいにホルホルが先に立ってしまうと途端にシラケるので諸刃の剣感はあるけど…
異世界転生モノなのに、特有のチートじゃないのがいいですね。ほんわかしていて、周りの人達もほっとけないんだろうな~。主人公の人柄に惹かれて従者が集まるのはワクワクします。不遇に足踏みしない逞しさが良いのと、主人公の人望の厚さに期待出来ると思うのでこの先がとても楽しみです。絵はもちろんですが、構成もまたお上手です。絶望感あふれるシーンもストレスなく、ここからどう転換していくのかを楽しみに読めました。