それはジョーカーがゴッサムの希望の星<ホワイトナイト>になった世界…。 正義、腐敗、底知れぬ狂気を描く、刺激に満ちた問題作! 謎の薬物の過剰摂取により、狂気から醒めたジョーカー。 彼は、かつて自らの手で恐怖に陥れた街ゴッサム・シティを、市警や権力者による腐敗から守ろうと考える。 そして腐敗の根源となっている、ある男の信認を地に落とすべく緻密に策を巡らす。 彼がゴッサムの真の敵とみなす、その男の名は…バットマン。 市民の支持を得てゴッサムの英雄となったジョーカー。だが過去の罪が今の彼を脅かすとき、築き上げてきた全てが壊れ始める…。
バットマンの暗部に迫る、「ホワイトナイト」シリーズ待望の続編!自らの正体を明かし、資産も信頼も全て失い投獄されたブルース・ウェイン。ゴッサム中を揺るがすこの大騒動の後、ウェイン家の財産を乗っ取ったデレク・パワーズは、不良少年テリーを使って最新鋭のバットスーツを盗み出した。バットマンのあらゆるテクノロジーを転用して軍備拡張を目論むデレクの野望を阻止すべく、ブルースは闇の騎士として舞い戻ることを決意するが、彼の前に意外な人物が現れて……? はたして、未来都市ネオゴッサムを救う白き騎士となるのは誰なのか――『ホワイトナイト』シリーズ最新作がついに邦訳!●収録作品●Beyond the White Knight #1-8; Batman: White Knight Presents: Red Hood #1-2© & TM DC.
2089年、人類がテクノロジーに支配され、退廃する世界。支配を逃れた最後の楽園、東京で壮大な物語が幕を開ける!2089年。人類がテクノロジーに完全に支配されてしまった世界。街にはギャングがはびこり、人々はドラッグや安っぽいスリルに溺れていた。ロサンゼルスの平和維持軍であるデビー・ディケイとレッド・デントが、テクノロジーの支配から世界で唯一逃れられた街、トーキョーに任務で向かうことになる。彼らは最後の楽園――トーキョーでいったい何を見るのか?現代におけるサイバーパンクの名作がついに邦訳! ●収録作品●TOKYO GHOST DELUXE COLLECTION is TM and © 2017 Rick Remender and Sean Murphy. All Rights Reserved.© 2023 Image Comics, Inc.
バットマン最大の宿敵といえば犯罪のカリスマ、ジョーカーです。 狂人である彼が正気を取り戻した時、ゴッサムに何が起こるのか、バットマンは彼を裁けるのか?という「もしも」を描いたシリーズ。 単に善悪の設定を入れ換えただけでなく、ブルース・ウェインという上流階級と、社会的弱者ジャック・ネイピアという対立構造を描くなど、現代のアメリカ社会を背景にしたテーマ構成が秀逸で、説得力があります。 市民の味方として声を上げた「ホワイトナイト」が現れたことで、法に縛られずに暴力を振るう「ダークナイト」とビランの違いはどこにあるのかという問題が浮き彫りになり、バットマンのフォロワーとして声援を送っていた読者の心も揺さぶられることに。 アルフレッドが病に倒れたことで深まるブルースの孤独、何時ジョーカーに戻るかわからない不安を抱えたジャックの葛藤…。 「ふたりのヒーロー」が悩み、傷つき、それでも戦うようすには胸が熱くなること必至です。 シリーズのヴィランも総登場するほか、ジョーカーを付け狙う黒幕ネオ・ジョーカーの設計などオタクが喜ぶ要素もタップリ。 特にクライマックスのバトルは『スパイダーバース』的なお祭り感があってテンション爆上がり。 映画になってくれ…!! 設定の奇抜さだけではない上質なエンタメに仕上がっているので、バットマンを読んだことがない人にこそ読んでほしい一作です!
バットマン最大の宿敵といえば犯罪のカリスマ、ジョーカーです。 狂人である彼が正気を取り戻した時、ゴッサムに何が起こるのか、バットマンは彼を裁けるのか?という「もしも」を描いたシリーズ。 単に善悪の設定を入れ換えただけでなく、ブルース・ウェインという上流階級と、社会的弱者ジャック・ネイピアという対立構造を描くなど、現代のアメリカ社会を背景にしたテーマ構成が秀逸で、説得力があります。 市民の味方として声を上げた「ホワイトナイト」が現れたことで、法に縛られずに暴力を振るう「ダークナイト」とビランの違いはどこにあるのかという問題が浮き彫りになり、バットマンのフォロワーとして声援を送っていた読者の心も揺さぶられることに。 アルフレッドが病に倒れたことで深まるブルースの孤独、何時ジョーカーに戻るかわからない不安を抱えたジャックの葛藤…。 「ふたりのヒーロー」が悩み、傷つき、それでも戦うようすには胸が熱くなること必至です。 シリーズのヴィランも総登場するほか、ジョーカーを付け狙う黒幕ネオ・ジョーカーの設計などオタクが喜ぶ要素もタップリ。 特にクライマックスのバトルは『スパイダーバース』的なお祭り感があってテンション爆上がり。 映画になってくれ…!! 設定の奇抜さだけではない上質なエンタメに仕上がっているので、バットマンを読んだことがない人にこそ読んでほしい一作です!