いつもはわりと濃いめの恋愛ものを描くイメージでしたけど今回の親子ものもめちゃおもしろかったです。受験の失敗とエロ本親バレはダブルしんどいですね。親を恨む気持ちもわかるけど傷ついた!と訴えられる状況でもない。そして確執が消えないまま数年後、父親のああいう姿を見てしまった娘。トリプルしんどい。
恋煮込み愛つゆだく大盛りに引き続き、愛されたい女達の悲喜交交を描いた短編集。 なんと、よよの渦の続編が描かれています! 辛さマシマシだし、前作より重いのかなという感じがありますが、個人的には前よりも笑えたなと思いました。多分、前作では「にくまん子とは何者ぞ…」と少し恐る恐る読んでいて、それに比べると今回は絶大なる信頼があって読み始めたからかもしれません。 「とおくとおくとおくのほし きみはしらないしらない わたしのはなし」 という話では、とある星へ留学する女の子が主役で非日常的な世界観なのですが、好きな人のことで頭がいっぱいなのは宇宙にいようと地球にいようと同じだなという。 とりあえず今作も期待を裏切りませんし、あ〜みんなかわいいよ…となるはすです。
この強烈なカバーデザインと作家名。 さぞや内容も重かろう、くどかろうと思いきや… なんとも愛しき人間たちのありふれた恋物語ですよ。 1話目以外は、あるある!とか、これ私じゃん!!なんて思いながら時にはじ〜んとしたり、胸をギュギュッっと締め付けられたり、過去を振り返ってえーんと泣いたりするはずです。 特に「よよの渦」が傑作だと思いました。 1話目以外は、共感の嵐が起きて心のいいね!ボタンを連打です。 実際にツイッターでも「いつもはなつにおわる」がバズっているようです。 なので、1話目飛ばして2話目から読むのも良いかもしれませんね。 1話目を否定しているんじゃないですが、笑 1話目のような話が続く作品だったら、ここまで心を掴まれなかったと思います。
いつもはわりと濃いめの恋愛ものを描くイメージでしたけど今回の親子ものもめちゃおもしろかったです。受験の失敗とエロ本親バレはダブルしんどいですね。親を恨む気持ちもわかるけど傷ついた!と訴えられる状況でもない。そして確執が消えないまま数年後、父親のああいう姿を見てしまった娘。トリプルしんどい。