職場の先輩上司女性は人付き合いが苦手で、目つき悪く発言も圧が強いが、それは不器用なだけで実際はかなり可愛らしい人で、ツンツンしてる態度からどんどんと可愛らしくなっていって... 先輩可愛いすぎじゃない?そんな先輩上司いるなら毎日仕事楽しいわ...現実はおっさんしかいないぞ... 先輩の可愛さと不器用からくるギャップがエグいぐらい刺さる素晴らしいラブコメでした ラブコメの中でもオススメできる良作です
不器用な先輩!ツンデレというんでしょうか、強がりと言うんでしょうか。 言葉遣い荒いしデレもしないけどどこか抜けてて可愛らしい先輩が詰め込まれた漫画です! 紫の大きい目が良いですね… 多分、「それでも歩は寄せてくる」とか「高嶺のハナさん」好きな人は好きなハズ!
言葉遣いがキツめで厳しいことで有名な鉄輪先輩。 その先輩の教えを請うことになった後輩の亀川くん。 鉄輪先輩は、以前自分が教えてもらった先輩のように後輩を指導したいのだが、・・・。 思いやりや優しさはあるが、コミュ障で割とポンコツなのである。 それに比べ、思いの他しっかり者の後輩亀川くん。 先輩が後輩に助けてもらうことも多々ある。 しかし、どんな時にも先輩を頼りにする亀川くんは、とてもできた後輩である。 そして、後輩を必死で守ろうとする先輩も素敵なのである。 先輩の心の声は、山口弁?それもかわいい。 もしや、方言が出ると恥ずかしいので、厳しい話し方になっているのか? これから、いきなり沖縄出張に二人きりで行くことになったこのコンビ。 どんな展開がまっているのか? 楽しみである。
いつもツンツンしている先輩が、根は優しいのにそれが周囲に伝わらず、時々みせる可愛らしい面にドキッとする感じ。 ツンデレ?ともちょっと違う感じがする。 本作は、あざとい感じをあまり受けないんですよね。 いわゆる露骨にデレデレせず、例えば顔真っ赤にしたハニカミの表情ですべてを物語るとか。これが良いんです。 目だけ彩色されているのも新しいですね。気持ちがグッと伝わります。 基本は、優秀な先輩なんでしょうけど、随所に背伸びしてポンコツになる具合もまた良し。焦ると方言も出るという可愛いおまけつきです。 2巻は後輩と沖縄旅行に行くらしいですが、どう暴走するのか気になります。
14歳の頃に初めて見た「機動戦士ガンダムSEED」に心を奪われた主人公の神崎さやか。しかし、周囲の友人がキャラクターの話で盛り上がるなか、彼女が惹かれたのはモビルスーツ。そんな気持ちを同級生にも話せないまま時間は過ぎ気付けば30歳。そんな彼女がある日、ガンプラ好きの女子高生、高宮宇宙(そら)と出会う。 まず心惹かれるのは、30歳のOLであるさやかと16歳の女子高生である宇宙が年齢を超えてて"好き"の気持ちで繋がっていること。「メタモルフォーゼの縁側」にも近い設定ではありますが、作中でも触れられてる通り、"16歳"というのはちょうど「ガンダムSEED」が放送されていた年に生まれた子ということ。つまり、相手が生まれる前から好きだったものを通して生まれる交流、これこそが本当の意味での"世代を超えた交流"なのではないでしょうか。 また、"世代を超えた"という意味でもう1点重要だと思っているのが、2人の"好きなもの=ガンダム"に対する接し方。好きな気持ちの強さは変わらないのですが、周囲にガンダム・モビルスーツが好きなことを話すことを躊躇っていたさやかに対し、宇宙のほうは初対面のさやか相手にさえ『お姉さんもガンプラ好きなんですかっ!?』と臆面もなく言い放ちます。好きなものが少数派だったときにそれを周囲に堂々といえないという気持ちは「トクサツガガガ」などでも描かれていますが、特に30代以上の人なら誰しもが経験しているものだと思います。それが、もちろん人に依るところもありますが、時代が令和に移ってマイノリティでも好きなものを好きと堂々と言えるようになった、そんな世代間の見えないギャップも描いているのではないかと思います。 作者の工藤マコトさんも「ガンダムSEED」から入ってガンダムが好きになった経緯があるとのことで、もしかしたら作者の実体験も多少なりとも入っているのかもしれません。そしてそんな作品をガンダムシリーズの専門誌であるガンダムエースで連載している、そんな奇跡的な繋がりにも感謝しつつ、ガンダム好きだけではなく、幅広く楽しんでもらえる作品だと思います。 1巻まで読了
綺麗な絵と「真綿のように優しい秘密」というワードに惹きつけられた。 秘密自体よりも何故秘密を抱えなければならなかったのか、背景が悲しくて優しくてどうしようもなくて、読み続ける理由になった。 和装の美女、関西弁の幼なじみ、人気女性モデル、ピンチを救うイケメン。 キャラクターが強くてわかりやすい4人だからこそ、周囲の人間からは彼らの苦しみや葛藤、千三の言葉を借りれば「えげつない秘密」なんてものは見えにくいのかもしれない。 みんなそれぞれ地獄があって、他人からはわからないように武装して生きている。 そんな地獄捨てちゃえよって安易なことを言うのではなく、真綿のように包み込んで一緒に泣いてくれる優しい作品だと思う。
まず美麗な絵に惹きつけられました。表紙絵に心を掴まれた方は、本文の絵も美しいのでぜひ読んでみて下さい。そして、物語としても良いものです。 主要人物たちの持っている秘密、そして各々の関係が複雑に絡まり合い生み出されるドラマ。一話冒頭のモノローグから不穏さを感じずにはいられないですが、これらが一体どこへ帰着するのか楽しみで続きが毎回気になります。 ちなみに、筆者の工藤マコトさんは元々『花もて語れ』『夜明けの旅団』の片山ユキヲさんのアシスタントだそうです。表情の良さや感情表現の豊かさなどは通ずるものを感じました。 『からかい上手の高木さん』の山本崇一郎さん、『吾輩の部屋である』の田岡りきさんに続いてチーム片山も素晴らしい人材をどんどん輩出していますね。片山ユキヲさんの師匠である藤田和日郎さんチームからの良い遺伝子が脈々と受け継がれているのを嬉しく思います。
各キャラが秘密を抱えながら進む恋愛の群像劇なんだけど、それぞれのベクトルがパズルのピースのように絶妙に噛み合って不協和音を生み出してる。それなのにドロドロ感が全然ないので温かい気持ちで見守れる。 こういう作品だと「まずその秘密を詳らかにすれば幾らか問題解決するやん」と思う作品が多いんだけど、この作品の場合は各々が秘密を公開しても何にも好転しない形に設定が組み立てられている。その設定の噛み合わせ方が見事。 あらすじを読むと「青のフラッグ」のようにシリアスめの強い印象を受けるけど、意外と「ホリミヤ」みたいな超絶爽やかな恋愛群像劇になりそうな予感もあって、メインの展開も含めて先が読めないので続きが楽しみ。 1巻まで読了
職場の先輩上司女性は人付き合いが苦手で、目つき悪く発言も圧が強いが、それは不器用なだけで実際はかなり可愛らしい人で、ツンツンしてる態度からどんどんと可愛らしくなっていって... 先輩可愛いすぎじゃない?そんな先輩上司いるなら毎日仕事楽しいわ...現実はおっさんしかいないぞ... 先輩の可愛さと不器用からくるギャップがエグいぐらい刺さる素晴らしいラブコメでした ラブコメの中でもオススメできる良作です