啓応大学医学部准教授・真藤隼人は、食道がんの世界で「神の手」と称される凄腕外科医。東京都医師会会長の父・源一郎を後ろ盾に、啓応大学史上最年少教授の座を狙う位置にいた。ところが、隼人の前に、冴えない“万年講師”・来栖真吾が立ちはだかる。来栖は言う。「お前は患者を死に追いやる死神だ…」と。続けて、「お前の手術に意味はない、なんなら俺を手術してみろ」と挑発する。焦る隼人は「神の手」のプライドをかけ、がん手術を否定する来栖に立ち向かうものの……!? これまでの医療漫画・ドラマを完全否定する、前代未聞のドクター物語が開幕――!! がん手術と抗がん剤は寿命を縮める!? 長期入院で人格が豹変するせん妄の恐怖とは!? がん手術に付きもののリンパ節郭清に意味はない!? ……等々、内容は盛りだくさん。ぜひご一読を!!
人はなぜ命を賭して山に登るのか。壮大な自然を前に、ある者は己の無力を知り、ある者は生きる勇気を得る。山をめぐる7つの物語
冴草蘭はプロの殺し屋。普段は東京の郊外で、小さなハーブ店を経営している。他人とあまり親しくせず、ひっそりと暮らす蘭だが、店の常連客の料理人・穂高には心を許してしまいそうになり、とまどう。だが、新聞・ニューヨークタイムリー紙に殺人の依頼を意味する暗号文が載ると、非情な殺し屋の顔に…。
交通事故に遭った仔犬を抱えて女性が飛び込んだのは、獣医・毒島の診療所。自分の犬でもないなら諦めろという毒島に、財布を叩きつけて助けてよと叫んだ。しかし見事仔犬の命を救った毒島は、治療費が足りないから身体で払えと、その女性に襲いかかる!冷酷な拝金主義者に見えるけだものドクター・毒島だが、何人もの獣医が犠牲になっている狂暴な犬を麻酔無しで治療しろと依頼されて…。
※ネタバレを含むクチコミです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだけどたしかビッグコミックで連載していた気がするが文藝春秋から出ているのか。アルパインクライマーの山野井泰史が協力しているのか ・特に好きなところは? 第三話の「遺恨の果てに」先輩/母親亡くなった息子の感情の入り混じりかたがいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一話完結でたまに話が続いているけど全ていい感じで終わるのよかった。横溝邦彦って「THE ALPINE CLIMBER 単独登攀者・山野井泰史の軌跡」の原作の「よこみぞ邦彦」と同じ人だよね?
※ネタバレを含むクチコミです。