ランキングに入っていたので気になって読んでみました。 めぐちゃんとまりかの秘密の思い出が、中学で再会したふたりにどんな影響を与えるのかドキドキして読んでいたら、想像の10000倍のドキドキしました。 あの一夜をきっかけに全てが変わったわけじゃないけど、一生の宝物になるような出来事かもしれないですね。
今年読んだ読切でもトップレベルに面白かったです。 左津衣かおる先生といえば、以前『気持ち悪いんだよ、死ね。』を描かれていて、こちらはこちらで衝撃的な話ではあって、名前の通り殺意を感じるというか読み手を殺しにかかってきているのを感じました。 そして今回、『めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。』は前作がマイナス方面への気持ちの働きかけだとしたら、今作はプラスの方へ心臓を鷲掴みしてくれる作品で、まったく別の印象として衝撃でした。 読後しばらくは高鳴った心臓が鳴りやまず、深夜に読んでしまったものでなかなか寝付けず大変でした。 えっちを理解しない子どもの頃に、くまの人形を使って疑似えっちをするという高度な遊びをしていた少女二人は小学校で別々になり中学校で再会します。 一方は学年一の美少女に、一方は絵を描くオタクに。 こんな二人の再会で何が起きるのか。 他人が自分にどうレッテルを貼るのか、どう見た目で判断するのか。 そういった価値観に左右されなかった幼少期のピュアな関係こそが尊く、一生胸の中に暖かさを与えてくれるものなのかもしれない。 素晴らしいドキドキをありがとう…。
『気持ち悪いんだよ、死ね。』の作者・左津衣かおる先生の新作読切ということで、どんな展開になっても良いよう警戒しつつドキドキしながら読んだのですが・・・胸がいっぱいになる素敵なお話でした。 単純に百合(恋愛)という言葉では片付けられない、「人が人を好きになること」「相手を大切にして思いやること」の本質が描かれているなと思いました。 この思い出があるだけで、2人はまた他人のことを信じて好きになれるんじゃないかな。 https://comic-action.com/episode/3269632237328000861
タイトル通りの一貫した主張が、タイトルに反してめちゃくちゃ気持ちいい。 純粋であれば、真っ直ぐであれば、正直であれば、すべて正しいなんて確かに傲慢だ。 好きという言葉も、付き合うとか恋人とかいうカテゴライズも相手を縛りつけるエゴなのかもしれない。 正義の顔して人を支配できるから恋っていいよね、ってわたしは思いました。
この読切が言いたいことはただ1つ。「(恋とか)気持ち悪いんだよ、死ね」ということ。 めちゃくちゃシンプルな主張を、回りくどい表現なしのどストレートで描いているので、読み終わるのが超早かった。 あまりに早く読みすぎたので、結局3周くらい読み直した。 何度読んでもタイトル通りで感心してしまう! セフレがいる主人公にとっては、謎の男らしさに溢れたキモいLINEのメッセージを送ってくるマイルドヤンキーも、学校で何度も告白してくる男子(しかもナチュラルにセフレがいることを見下している)も、等しく「ピュアな恋愛を押し付けてくる」キラキラクソ野郎。 「ピュアなら偉くて何をしても良いのか?」、「お前の恋愛のスタンスを押し付けてくんじゃねーよ」という熱い気持ちに満ちた、勢いのある読切でした。 漫画アクションNo.6(2019.3.5発売)掲載 雑誌のアオリすごい好き
ランキングに入っていたので気になって読んでみました。 めぐちゃんとまりかの秘密の思い出が、中学で再会したふたりにどんな影響を与えるのかドキドキして読んでいたら、想像の10000倍のドキドキしました。 あの一夜をきっかけに全てが変わったわけじゃないけど、一生の宝物になるような出来事かもしれないですね。