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“普通”のことができないせいで「ダメ人間」「真面目系クズ」と舐められ虐げられバカにされ社会から疎まれ続けたオレ。生活のための仕事も、夢を追って続けたマンガも、何もかもが上手くいかない。おまけに、オレの周りは容赦なく叱責、説教、軽蔑、恫喝、弄り、怒号を浴びせてくる。オレが今まで受けてきた心の傷は深く刻まれ、社会不適合者のレッテルを突き付けられてきた。そんななか、精神科医に勧められるまま受けた検査の結果はさらにオレを絶望に突き落とす。「あなたは発達障害ではありません。“発達障害グレーゾーン”です」40代で初めて分かった自身の生きづらさの理由は、“発達障害グレーゾーン”だったのだ。「でも、発達障害グレーゾーンってなんなんだ…!?」「障害じゃないのに“普通”のことが当たり前にできない…じゃあオレは本当にただの“ダメ人間”なのか!?」障害ではなくあくまで特性とされる“発達障害グレーゾーン”と対峙したクロミツが、自身の特性をどう理解し、どのように向き合ったのか――これは、自分自身を受け入れて自信を取り戻すまでの物語。ウォーカープラスにて累計440万PVを獲得した発達障害グレーゾーン奮闘記「灰低カタルシス~グレーゾーンダイアリー~」を大幅加筆修正をし、ついに書籍化!※本書の内容は、専門家の監修を行っておりますが、あくまで作者の経験に基づくものです。発達障害やHSPの描写に関しても作者の主観が含まれておりますことをあらかじめご了承ください。

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