ふとした時に懐から取り出して、にんまりと心を温める、誰かに褒められた記憶のストック。そんな記憶は他人のものでも、どういうわけか嬉しくなってしまうものなのである。描きおろしには絵本作家・ヨシタケシンスケ氏とTVプロデューサー・佐久間宣行氏の“褒めの記憶”エピソードを収録!オモコロの人気連載が描きおろし2編を加え、待望の書籍化!
コロナ禍の2020年9月7日、Twitterに突如出現した「貴重な棒を持つネコ」アカウント。投稿される4コマを心待ちにするフォロワーとその周辺で大人気となり、今回満を持して、「貴重な棒を持つネコ」が書籍化!せつなくてシュール、なのに笑えるストーリー、未発表作の4コマ、また「本当にその棒、貴重なんだろうか…」と思わずにはいられない、猫のフーちゃんが持っているあの棒の秘密、はたまたマンガに登場する、人間くさいけど破天荒なキャラクターたちのスピンオフマンガと、棒ネコファンならずとも読んだ後に語らいたくなる充実した内容です。飼い主を探し続けるフーちゃんが今後どうなっていくのか、ヒントになるかもしれない「これまでのストーリーのまとめ」も必見!
子どもの頃の思い出を振り返る、いわゆる「あるある話の漫画」……と思ったら、そうじゃない。3人の子持ちである著者の視点は、「子ども時代の自分を、父親はどう見ていたのか」「我が子を、父である自分はどう見ているか」と常に往還していく。単なる懐古趣味ではない、大人になってから分かる「子を思う親の心」を踏まえた普遍性のある物語。ノスタルジックな中に、センスのある笑いが光る。あえて大風呂敷を広げるならば、本作は「令和時代のちびまる子ちゃん」!
人間の知性にとても近いといわれるゴリラ。その知性ゆえに悲しみにくれることもしばしば。いつの頃からゴリラはその悲しさを川柳にしたためるように。そんな悲しみゴリラたちが各地で詠んだ川柳をまとめた奇書が誕生。