【ラン・バ島の風】 小さな島に住む発明少年テラ。島には海にかつて生息していたといわれる「精霊の化石」があった。ある日、テラの幼馴染でもありライバルでもあるナツオが島の外から「セキユ」を手に入れてきた。【今日と明日】 目に見えないものが普通名詞なのは納得がいかない少女、大崎。クラスメイトの双子今日子と明日香が、今日と明日を見せてあげると言ってきたが… 【ぼくのおじいちゃん】 たつ坊のおじいちゃんは離れの書斎で日々宇宙の研究をしている。考えるときは固いものを食べるのが良いとせんべいをたつ坊にお使いに行かせているが、次第にそれが生米になり、その次には… 【ビューネの森】 仕事がうまくいかず悩める乙女、音色。ある日、化粧水をこぼした瞬間に不思議な生き物が現れた。全37ページ
2003年冬の四季賞 大賞。お母さんの療養のためにやってきた期間限定の転校生。その子との出会いを描いたちょっと不思議な物語。
第59回小学館新人コミック大賞青年部門佳作!静かな田舎で暮らしている青年たちがそれぞれの置かれた場所で必死にもがいている物語です。
知人同士で作った合同誌「ink.vol1」と「ink.vol2」に収録した短編が2本です。 「真夏のトレジャー・ハント」ずっと夜が続くというワッシャワー遺跡で、女の子とアヒルが探検するお話。「一隅」仕事には真面目なコスモポリスの男性が、宇宙の隅で不時着したお話。