看取り方、看取られ方に正解ってあるのかな? 超高齢化社会のいま、どのような最期を迎えることが幸福なのかは、大きな社会問題になっています。病棟看護師として多くの死を看取り、また自身の家族の看取りも経験した、「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズの著者が描くヒューマンコミックエッセイ。「新人時代から長く付き合う患者さんとの最期の時間」「一家を支える元気なパパが突然死してしまった家族」「認知症の妻を最期の瞬間まで待った夫の奇跡」「最期の迎え方の考えが異なる家族と患者」「自宅で最期を迎えたい父と家族を想う長女の本音」など、誰しもが必ず経験する物語を、やさしくやわらかなタッチで描く全13話。<著者プロフィール>明(みん)●漫画家・看護師。「漫画家しながらツアーナースしています。」シリーズのほか、『リヒト 光の癒術師』(小学館クリエイティブ)『Ming短編集』(ナンバーナイン)などがある。
病み傷つく全ての人に光(LICHT-リヒト-)を与える癒者(いじゃ)の最高位「ナイチンゲール」を目指す少女の成長を描くファンタジー! 命に向き合う厳しさ、温かさ、切なさ、仲間との絆がここにある。
現役漫画家にして、修学旅行や林間学校に同伴する看護師、通称「ツアーナース」である著者が見つめたこどもたちの姿。ほっこり泣けて役に立つ、ハートフル・コミックエッセイ第3集。今作では「ツアーナース」のストーリーに大きく関係する「全国の現役ナース・先生・ママ」が多数協力。過去2巻の未収録回より、ママたちが感動・共感した“推し回”の意見も参考に、全16話をセレクション。医療監修担当は前巻に引き続き、坂本昌彦氏(佐久総合病院佐久医療センター小児科医長/「佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクト」リーダー)が担当。楽しく読めて、医療知識だけでなく、職業やコミュニケーションの大切さ、教育のヒントも学べる「家庭や学校に一冊」のコミックエッセイです。
ここは地獄。閻魔さまの隣におわすのは、小野篁候。そして、一匹のパンダ―――「由羅(ゆら)」さま。 ゆらさまは今日も閻魔様を助け、地獄に集まった亡者の裁きに忙しくお過ごしの様子。その一方で気になるのは、部下の新米水先案内人「久摩(くま)」の様子。元気のないくま公が気がかりなゆらさまは、ある日くま公の様子をうかがっていました。すると、彼がのぞいていたのは、此岸(しがん)の世界。あちらに生まれることのできなかったくま公の寂しさを知ったゆらさまは、一つの決意をします。閻魔様の片腕のえらーいぱんだ「ゆら」が、地獄の人々と織り成す心温かまる物語。 表題作『由羅物語』第一話~第伍話を収録。 (作者が、マンガ作品として初めて描いた作品です。)