海の見える町に住みたい── そんな夢を叶えるべく、28歳の青葉が不動産屋に全てを任せ内見もせずに決めた物件はボロアパートだった。聞いていた話と違うと困惑するも、七三分けで瓶底眼鏡の大家・みくるから必死に引き留められる。部屋から見える海の綺麗さから青葉はここに住むことを決意。そのことを伝えにいくと、眼鏡を外して泣きながら安堵するみくるの可愛さに衝撃を受ける。アパート経営のために生きるみくるの懸命な姿に惹かれていく青葉。そんな青葉の役に立つサービスを考え始めたみくるは── ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
海の見える町に住みたい──28歳でその希望を叶えるべく、海の見える新築アパートに引っ越しを決めた青葉。しかし、不動産屋に全てを任せ内見もせずに決めた物件は、新築アパートとかけ離れたたたずまいをしていた。聞いた話と違うと戸惑うが、大家は必死に引き留めてきて…。※本電子書籍は『mimosa vol.19』収録の「泣き虫大家のみくるちゃん 第一話」と同じ内容です。
君に見合う人間になりたい。女装も素顔も、ずっとかっこいい君に。男前ドラァグクイーン攻×年上ノンケリーマン受、優しくありたい両片思いBL!ゲイバーで働くドラァグクイーン・ホイップ(本名・千歳)はトークアプリで「不眠症のリーマン」に毎夜グチを話すのが日課。顔も知らない彼に淡い恋心を抱いていたが、どうせ会うことはないと高をくくっていた。しかし、店を探しだした彼(本名・凌)が突然ゲイバーを来訪。女装姿を笑われ、最悪な気持ちで追い返してしまう。後日、真摯に謝ってくれた凌と相対して千歳は気づく。彼を本気で欲しくなっている自分にーーー。思いが募るほど女装以外の姿を見せるのが怖くなる千歳と、頭でっかちで自分の気持ちに無自覚なノンケの凌。未完成な2人が自分の殻を壊しながら惹かれ合う、両片思いラブ! 【紙&電子共通応援書店ペーパー収録】
ずっと一緒にいよう、全部あげるから。田舎に住む高校生・幸太郎(コタ)と瞬平は、兄弟や家族のように一緒にご飯を食べたり、お互いの家に泊まったりする幼馴染。同い年の二人は同じ高校に通いながら昔と変わらない毎日を送るが、空き家で「誰にも言えないことをする」という秘密を共有している。田舎で今まで通り過ごせることが当たり前だと思っていたコタ。だけど瞬平は、コタに言えない一人だけの秘密を抱えていて―― ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
田舎に住む高校生の幸太郎と瞬平は、家族のように一緒にご飯を食べたり、泊まったりする幼馴染。昔と変わらない関係と日常の中で、誰にも言えない秘密を抱きながら過ごす二人。いつも通り、今までみたいに、ずっと一緒に過ごせるのが当たり前だと思っていたけれど… 高校生同士の幸せな日常と、ささやかな変化と成長のグラデーション。 ※本電子書籍は『mimosa vol.6』収録の「たんたんとタント 第一話」と同じ内容です。
【求めるのは、安定ではなく「刺激」】「君が付けた噛み痕、消えちゃいましたよ?」探偵事務所を営む飛名は、新しい事務所の近くにある喫茶店の店員・清志と出会う。反抗的な態度、その割に愛嬌のある雰囲気…。彼に興味がわいた飛名は、喫茶店に足繁く通う。一人で店を回している清志は、常連客となった飛名に対し、少しずつ心を開きはじめる。その様子に気づいた飛名はある夜お礼と称し、淫猥な手つきで清志に触れはじめ――…。
この欲望に首輪はできない。高校で陸上部の部長だった島崎は、大学デビューして男遊びに耽るビッチになった。ある4月、島崎は大学で再会した陸上部の後輩・秋月に、男との情事を目撃されてしまう。最悪な現場を見たはずなのに、同じ寮に入ってきた秋月は「ずっと部長が好きでした」と不意打ちのキス。目を覚まさせてやろうと、秋月のモノを咥えた島崎だが、秋月は萎えるどころか島崎の口の中に即・発射。追い払おうとしても、秋月は「俺は諦めない」と宣言し……!? シッポを振って追いかけて、捕まえたら野獣に変わる。年下ワンコ攻×恋に臆病なビッチ受の焦れ焦れラブ。単行本版描き下ろし10P収録! 巻末には電子限定特典ペーパーも!