お茶の間KIDSの人気者「BRAIN DRAIN」は空中分解。時は流れギター担当だった莉愛はシングルマザーとしてスーパーで働きながら新たなバンド結成を目指し、日々己のロック道を追求していた。そんな折、莉愛の前に理想の声を持った女性・真利亜が現れる。「仲間莉愛」「本郷真利亜」、奇しくも「まりあ」の名を持つ2人の出会いはさらなる「まりあ」を呼ぶ。「まりあず」…彼女たちのバンドロードの果てに待つものは――!?
ボンクラ青年・道雄は片想い中の幼なじみ・涼子を、売れっ子DJ・@KILLAに取られてしまい自暴自棄に。そんな折、自称DJの謎の男・ムラマツと邂逅。道雄は涼子を奪い返すため、@KILLAを超えるDJになるべくムラマツに教えを乞うことになるが……!? DJとは何か? そしてどうしたらDJになれるのか? 巻末にはここでしか読めない小西康陽の解説文も!!! 現役人気DJ漫画家・ムラマツヒロキが贈る、笑えてアガる本格DJコミック!!!
学生時代、何人かで集まって遊ぶと、そのうちに絶対1人はDJがいた。本格的にプロを目指していなくても、リテラシーとしてDJができる人は多い(私はできないが、人のDJに口は出す最悪の人種)。親の世代ならギターだったり、いまの若者ならダンスだったりラップだったり動画配信だったりするのだろう。 好きな子をDJに取られた男が、自分もDJになって(ならされて?)彼女を取り戻そう(あるいは他の女性にモテよう)とするストーリーで、彼の成長過程に合わせて色んな知識や技術を解説してくれる。レコードの持ち方からつなぎのテクニック、選曲方法や聴き方も分かるので、DJの良し悪しについても理解できるはず。これを読めば「DJってこんなに複雑なことをやってたんだ〜」てなると思う。『まんが道』リスペクトはもちろん『サルまん』ネタもサンプリングしてるらしい(サルまんは読んでないのでわからない)。 権利の問題なのか作中に出てくる選曲のアーティストや曲名は架空だけど、絶妙に「あれのことだな」と分かるようになっているのもまた楽しいですね。作者自身がDJなればこそ。
学生時代、何人かで集まって遊ぶと、そのうちに絶対1人はDJがいた。本格的にプロを目指していなくても、リテラシーとしてDJができる人は多い(私はできないが、人のDJに口は出す最悪の人種)。親の世代ならギターだったり、いまの若者ならダンスだったりラップだったり動画配信だったりするのだろう。 好きな子をDJに取られた男が、自分もDJになって(ならされて?)彼女を取り戻そう(あるいは他の女性にモテよう)とするストーリーで、彼の成長過程に合わせて色んな知識や技術を解説してくれる。レコードの持ち方からつなぎのテクニック、選曲方法や聴き方も分かるので、DJの良し悪しについても理解できるはず。これを読めば「DJってこんなに複雑なことをやってたんだ〜」てなると思う。『まんが道』リスペクトはもちろん『サルまん』ネタもサンプリングしてるらしい(サルまんは読んでないのでわからない)。 権利の問題なのか作中に出てくる選曲のアーティストや曲名は架空だけど、絶妙に「あれのことだな」と分かるようになっているのもまた楽しいですね。作者自身がDJなればこそ。