マンガ大賞2025はなんだと思う?
ムラマツヒロキ
『みい子セレクション~LGBT編~』おのえりこ
『みずぽろ』水口尚樹、一色美穂
『みどろ』三輪まこと
『宮王太郎が猫を飼うなんて』山崎将
『みやこまちクロニクル』ちほちほ
『MUJINA INTO THE DEEP』浅野いにお
『無能の鷹』はんざき朝未
『目の前の神様』久野田ショウ
『メリー・ウィッチーズ・ライフ 〜ベルルバジルの3人の未亡人〜』メノタ
『モノクロのふたり』松本陽介
『やじきた異世界道中記』市東亮子
『山田君のざわめく時間』中丸雄一
『ヤンキーアシスタントの芹沢くんに恋をした』あけび
『羊角のマジョロミ』阿部洋一
『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』魚豊
『ヨシダ檸檬ドロップス』若木民喜
『黄泉のツガイ』荒川弘
『RIOT』塚田ゆうた
『雷雷雷』ヨシアキ
『竜送りのイサギ』星野真
『龍とカメレオン』石山諒
『林檎の国のジョナ』松虫あられ
『ルーム・ツアーズ』マツモトトモ
『るなしい』意志強ナツ子
『ルリドラゴン』眞藤雅興
『令和のダラさん』ともつか治臣
『ロックは淑女の嗜みでして』福田宏
『私と脱出しませんか?』ヨウハ、SCRAP
『渡り鳥とカタツムリ』高津マコト
『ワレワレハ』松枝穂積
学生時代、何人かで集まって遊ぶと、そのうちに絶対1人はDJがいた。本格的にプロを目指していなくても、リテラシーとしてDJができる人は多い(私はできないが、人のDJに口は出す最悪の人種)。親の世代ならギターだったり、いまの若者ならダンスだったりラップだったり動画配信だったりするのだろう。 好きな子をDJに取られた男が、自分もDJになって(ならされて?)彼女を取り戻そう(あるいは他の女性にモテよう)とするストーリーで、彼の成長過程に合わせて色んな知識や技術を解説してくれる。レコードの持ち方からつなぎのテクニック、選曲方法や聴き方も分かるので、DJの良し悪しについても理解できるはず。これを読めば「DJってこんなに複雑なことをやってたんだ〜」てなると思う。『まんが道』リスペクトはもちろん『サルまん』ネタもサンプリングしてるらしい(サルまんは読んでないのでわからない)。 権利の問題なのか作中に出てくる選曲のアーティストや曲名は架空だけど、絶妙に「あれのことだな」と分かるようになっているのもまた楽しいですね。作者自身がDJなればこそ。