悪夢(怪異)を喰うモノノケのシグレは人間界で悪夢を狩り食糧にしていた。シグレはモノノケの住む世界、幻界で幼き人型の怪異を拾う。食料として、大きくなるまで幼き怪異を育てようとするシグレだが…。怪異とモノノケの幻想扶育譚。
これまで牛乳ばかり飲んで生きてきたバンパイアのハシモト。ある日、グルメ漫画の影響で人間の食事に興味を持ち、これまで味わったこともない料理の数々に驚きの舌鼓…!のはずが、ただでさえ引きこもりで世間知らずのバンパイア、当然『食事』の作法知っているはずもなく…。がっかりグルメ漫画、開幕!!
人の赤ん坊のような体に、馬や牛のような耳と下半身を持った怪異・ナイトメア。バクを始めとするモノノケ達がこの子のことを徹頭徹尾「食べ物」として認識し、微塵の情けも見せず暴力に晒すところがゾワゾワした。 化け物や悪党が赤ん坊を育てるというのはベタな展開ではあるけど、この話では育てる方も育てられる方も人間じゃないのが奇妙でいい。 ダークファンタジーな世界で、ナイトメアは愛情を受けてまっすぐ育つのか、どこか欠落して存在になるのか、またバクがどんな風に変わっていくのかすごく気になる。 https://comic.pixiv.net/works/5219 https://magazine.jp.square-enix.com/joker/series/bakutoakumu/
マグコミで連載されていた日下先生の漫画家デビュー作。数百年間、牛乳しか飲んでいない隠居中のヴァンパイア「ハシモト」が、グルメ漫画をきっかけに「人間の食事を体験しよう」と挑戦するだけのゆる〜いお話。 ハシモトは人の文化に疎いのに毎回一人ご飯をするので、基本的に失敗ばっかり。しかもそういう失敗をしてしまったときのモノローグが、やけにリアル…。 「心が弱ってて、人見知りや共感性羞恥の強いときってこういう風になっちゃうよね…」というリアクションをする。ちょっと胸に来る。 特に1話の「途中まで美味しく食べていたのに、人の目が気になって味がわからなくなってしまい店を出る」という描写の生々しさは、作者ご本人が食事に問題を抱えていたからこそだなと思う。 正直、この作品は万人に「買って読んで」と勧めることはできないけど、日下先生のことを知るいいきっかけにはなるかなと思う。 https://comic.mag-garden.co.jp/hitomuzu/ https://comic.pixiv.net/works/4619
人の赤ん坊のような体に、馬や牛のような耳と下半身を持った怪異・ナイトメア。バクを始めとするモノノケ達がこの子のことを徹頭徹尾「食べ物」として認識し、微塵の情けも見せず暴力に晒すところがゾワゾワした。 化け物や悪党が赤ん坊を育てるというのはベタな展開ではあるけど、この話では育てる方も育てられる方も人間じゃないのが奇妙でいい。 ダークファンタジーな世界で、ナイトメアは愛情を受けてまっすぐ育つのか、どこか欠落して存在になるのか、またバクがどんな風に変わっていくのかすごく気になる。 https://comic.pixiv.net/works/5219 https://magazine.jp.square-enix.com/joker/series/bakutoakumu/