11世紀初頭、イングランド。狼に育てられた少年・ルークは神父クロウリーと出会う。クロウリーからの愛を享受し、人間性を取り戻すルーク。平和な時を過ごす二人ーーしかし、彼らの前にヴァイキングが現れる……。後にヴァイキングから「戦狼(ヒルドルヴ)オーディン」と恐れられる男による、壮絶なる復讐の物語が幕を開けるーー。
この傭兵ども、ただひたすらに伊達で酔狂。【俺の零話読み切りプロジェクト第7回】(イブニング2019年21号)
血腥く泥臭く。全力で必死に遊べ。期待の俊英が放つ、歴史×スポーツ譚。キックオフ!! (イブニング 2018年11号・12号掲載)
月刊コミックゼノンにて『オーディンの舟葬』連載中。
映画2023年2月17日公開。池井戸潤による原点にして最高峰とも言えるベストセラーミステリー小説、コミカライズ。「現金が足りないんです」。銀行の支店で起こった現金紛失事件。捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のバッグの中から発見され、疑いがかかる。女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることに。そのうち、別の男性行員が失踪――。東京第一銀行長原支店――中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作ミステリー。
「イブニング 2018年11号」に掲載された読み切り作品!※雑誌掲載当時のままの内容です。