京都の寺町三条商店街にある骨董品店『蔵』。女子高生・真城葵はひょんなことから、この店のオーナーの孫・家頭清貴と知り合い、『蔵』でバイトをすることに。葵は、勘が鋭く『寺町三条のホームズ』と呼ばれている清貴と二人、店に舞い込んで来る奇妙な依頼を受けることになるが・・・・・・!? 第4回京都本大賞受賞の超人気小説、待望のコミカライズ。
京都寺町三条のホームズ(コミック版)の新刊がでるたびに各書店の書き下ろし特典として描いてきた秋月先生特製4コマを1冊にまとめました。清貴や葵ちゃん、秋人、円生など、多種多様なキャラクターたちが、本編のお話の隙間をにぎやかに彩ります。思わずくすっとなるようなネタが満載。「京都寺町三条のホームズ」好きにはたまらないハートフルな1冊♪
原作小説の表紙を描いた絵師による待望のコミカライズ! 幼いころ両親を亡くし、叔父の暴言に耐えながら暮らしていた少女ありす。自活のため舞妓修行を決意するが、8年ぶりの京都はどこか様子が変わっていた。迷子になってしまい困っていると、ウサギとカエルのぬいぐるみが話しかけてきて…!?
東京に住む16歳の櫻井小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまう。そんな折、京都に住む祖母・吉乃の誘いで祇園の和雑貨店「さくら庵」で 住み込みのバイトをすることになった。 吉乃を始め、和菓子職人の叔父・宗次朗や美形京男子のはとこ・澪人など賑やかな家族に囲まれ、小春は少しずつ心を開いていくのだが、「さくら庵」や家族たちには、ある秘密があって……!?
タイトルのホームズをみて読み始めました。 観察力があって、落ち着きのある骨董屋のオーナーの孫 清貴と、そこでバイトをすることになった女子高生の葵。 人物もきれい目な方が多く、京都の街並が出てきたり、骨とう品や美術品が出てきて全体的にきれいなものが出てきます。 ミステリーとちょっとロマンスが入って、骨董好きの方は物足りないかもしれませんが個人的には読みやすかったです。
骨董品や美術品はを言葉をしゃべらない。 けれど名品は見るものが見れば多くのことが伝わる。 しかし世の中は目利きの人ばかりではないので、 ときに鑑定人による説明が必要となる。 説明をしてもらうのならばわかりやすくしてもらうのに 越したことはない。本来ならば。 「京都寺町三条のホームズ」はまだ第一巻しか読んでいない。 この先に二巻以降を読みたいかと言われれば複雑ではある。 第一巻のなかでとても面白いと思った話もあるのだが、 話の中には、こういうのは好きじゃないな、 と思える部分もあったので。 もしも第二巻以降が、 犯人はだれだ、みたいな話じゃなくて 色々な骨董品の様々な意味や価値を、 読んだ人間がそれぞれに自由に想像して楽しめる、 みたいなそんな話が多いのなら読んでみたいと思った。 主人公が語りすぎるように感じた。 物言わぬ骨董品や美術品にかわって名鑑定人の主人公が語る。 語り方には品があるし内容に説得力もある。 ちょっとした洒落っ気もある。 しかし骨董品には語らない良さもあると思うのだ。 骨董品自体がしゃべれないからこそ感じられることや、 見てわからない人には説明してもしょうがないことや、 むしろ説明しないほうが良いことすらあると思う。 主人公・ホームズには殆どそういう考えはないようで、 その品の故事来歴から価値価格、作者の意図まで とてもわかりやすく説明する。 鑑定人や探偵としては名人だし有能なのだろう。 しかし商売人とては儲からんことしかしていないし、 趣味人としては野暮なレベルに感じた。 またページに限りのあるミステリ漫画だからしょうがないが、 絵に雰囲気や情緒を出す役目をふりすぎていて、 セリフや文章に、物語の説明の役目を振りすぎな気もした。 さらに主人公以外も登場人物が殆ど 素直すぎるレベルで心中を詳しくわかりやすく吐露する。 わかりやすいし話はやいけれども、 そのへんはもうすこし抑えて、秘するが華というか 各人の心の中に収めて終了、とかのほうが 良かったんじゃないかと思ったりした。 そもそも犯人捜し、みたいな話になると、 限られたページ数で登場人物も少ないのに 伏線も張りつつ意外な結果だと演出しなければならず、 言葉でのはしょったような説明が多くなり、それでいて こいつしか犯人はいないよな、と早々に分かりやすい。 最後になって、それまで登場していない人物を犯人として 登場させるわけにもいかないのだからしょうがないが。 「漫画文化論」みたいなことを主人公が語る話もあって、 それはすごく興味深かった。 けれども同時に 「いやいやいくら何でも漫画の業界人でもないのに どこでそんな知識を習得して理解して 説明できるようになったんだよ」 とも感じてしまった。 あなたホントは骨董品屋じゃなくて漫画業界人じゃないの、と。 二重の意味で面白く感じたけれど(笑)
小説をマンガにした話。 登場人物、皆美男美女! 京都の和菓子屋(さくら屋)舞台なので、雰囲気も伝わるし、和菓子食べたくなる〜 さくら屋は、もう一つの仕事(拝み屋)を公にせず行っているのだけど、まだまだ深い謎がありそうです。 そして主人公の小春が持っている能力は、狂気になりえると思った。もし自分がと考えたら、遠くへ逃げ出したくなる。 小さい頃、自分が見えない何かに憧れた時期はあったような気がするので、その*何か*を漫画で読めたのが入り込めた理由なのかな。 読了後、拝み屋の世界に浸っていたなと感じた自分がいたので、読んで良かったです。
和風ファンタジーは多々あれど、京都におとぎ話の世界を作ってしまうとは!新しい! 確かにおとぎ話の雰囲気なので絵も可愛いです! カエルとウサギがお供なのは鳥獣戯画ですね、八坂神社に下鴨神社も出てくる。 どうなるか楽しみです
タイトルのホームズをみて読み始めました。 観察力があって、落ち着きのある骨董屋のオーナーの孫 清貴と、そこでバイトをすることになった女子高生の葵。 人物もきれい目な方が多く、京都の街並が出てきたり、骨とう品や美術品が出てきて全体的にきれいなものが出てきます。 ミステリーとちょっとロマンスが入って、骨董好きの方は物足りないかもしれませんが個人的には読みやすかったです。