TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2015準グランプリ受賞の映画(出演:池田エライザ オダギリジョー)を、『恋の門』『俺は生ガンダム』の異才が漫画化!
自殺や殺人などが起きた部屋は、次の入居者に事故物件であることを説明する義務がある。そのために新しい入居が決まらないことがあるので、本作の主人公の御子(ミコ)は、いったん入居することで、事故物件履歴を通常に更新するという仕事をしている。 部屋に居着いているパンクロッカーの幽霊と関わったり、未解決殺人事件が起きた部屋に住んだり、隣人の男と親しくなるなか、幼い頃に母親が失踪したせいで「お化け」と呼ばれ、人との関わりを避けていた御子の心にも変化が起きる。 御子自身の成長も作品の見所だが、話が進むに連れて幽霊と自分、更には叔父の悟郎、隣人の虹川、そして母親や周辺の人間関係が絡み合って展開されていくのが面白い。事故死した場所でうごめくだけの幽霊にも、想像もできない背景がある。 映像化先行の作品だったので、御子は池田エライザに見えちゃうかなと思っていたが、絵が強すぎてそんなことはなかった。
自殺や殺人などが起きた部屋は、次の入居者に事故物件であることを説明する義務がある。そのために新しい入居が決まらないことがあるので、本作の主人公の御子(ミコ)は、いったん入居することで、事故物件履歴を通常に更新するという仕事をしている。 部屋に居着いているパンクロッカーの幽霊と関わったり、未解決殺人事件が起きた部屋に住んだり、隣人の男と親しくなるなか、幼い頃に母親が失踪したせいで「お化け」と呼ばれ、人との関わりを避けていた御子の心にも変化が起きる。 御子自身の成長も作品の見所だが、話が進むに連れて幽霊と自分、更には叔父の悟郎、隣人の虹川、そして母親や周辺の人間関係が絡み合って展開されていくのが面白い。事故死した場所でうごめくだけの幽霊にも、想像もできない背景がある。 映像化先行の作品だったので、御子は池田エライザに見えちゃうかなと思っていたが、絵が強すぎてそんなことはなかった。