発売された2017年までプーチンの半生を取材記形式でまとめた作品。絵はクセありますが、読みやすく表現力があります。 多角的に論じることが意図されているため、特定キャラが好意的なことを述べる場面があるものの、批判側は「おそロシア」なことをバンバン糾弾して警鐘を鳴らしますし、「今の彼は変わってしまった」など好意側さえ賛意を漏らしたりします。 それが今現在世界を騒がしている事態との連続性、射程に入る予測の範疇だったのには、改めて感心するところです。
プーチンの生い立ちからソ連崩壊後、大統領に出世するまでの歴史を、マンガで気軽に知ることができる。KGB時代の武勇伝など、読み物として面白い部分も多いが、本の主張がやや親ロシア寄りで、「ロシアは民主主義で自由な国になった」といった、首を傾げざるを得ない主張も見られる。プーチンがネットでアイドル扱いされてた頃が今となっては懐かしい。
良かった点 ・なんとなくは知っていたが、プーチンのことがよくわかるので良かった ・絵も見やすい 総評 今まで学習マンガを色々読んできたが特に面白い。
発売された2017年までプーチンの半生を取材記形式でまとめた作品。絵はクセありますが、読みやすく表現力があります。 多角的に論じることが意図されているため、特定キャラが好意的なことを述べる場面があるものの、批判側は「おそロシア」なことをバンバン糾弾して警鐘を鳴らしますし、「今の彼は変わってしまった」など好意側さえ賛意を漏らしたりします。 それが今現在世界を騒がしている事態との連続性、射程に入る予測の範疇だったのには、改めて感心するところです。