弓永環は、人懐こくてよく笑う。そんな環の笑う顔が好きだった志井洵太。二人は1歳差の幼なじみ。環が先に入学しても卒業していっても一緒に遊んだ。小学校、中学校、高校──いつからか、それが少し変わっていった。家の前で泣く環を見た時から、志井の何かが違っていった。この気持ちは、清くない。正しくない。美しくない。禁則事項がふえていく中、高校生になった二人の関係は急速に変化していき…?
紙コミックス『被写界深度』上下巻の発売時に実施した、応募者全員サービスの限定小冊子が待望の電子書籍化!!(本文16ページ) 早川と紺野のドライブデート。行き先は……? ※電子書籍化にあたり、性描写シーンに修正を加えております。何卒ご了承ください。
…ねぇ紺ちゃん“セックス”しようか 何となく帰りたくない放課後、秘密の屋上で紺野と出会った。「話しかけづらい」「威圧感があって怖い」と言う人もいるけど、カメラを被写体に向ける紺野は、いつも楽しそうな顔をしていた。尊敬 羨望 嫉妬 劣等感──…欲しかったすべてを持つ紺野に、複雑な感情が募っていく……高校時代、折り重なる日常、掛け違う焦点、新鋭・苑生が描くモラトリアムラブ